志垣一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

志垣 一郎(しがき いちろう)は、日本の経営システム工学数理工学者。工学博士(東北大学)。大阪工業大学工学部技術マネジメント学科元教授。日本ロジスティックスシステム学会元評議員。

専門は、経営システム工学数理工学SPSS因子分析含む)、技術マネジメント生産システム工学・経営意思決定

略歴[編集]

1970年京都大学工学部数理工学科卒業。のちに、東北大学大学院工学研究科にて工学博士(東北大学)[1]神戸製鋼所中央研究所にて、主に鉄鋼の数理解析研究に携わる。1995年同社電子技術研究所で生産システム経営意思決定関連の研究に従事[2]。2006年大阪工業大学工学部技術マネジメント学科(現:情報科学部データサイエンス学科)教授。2014年大阪工業大学退官。

大阪工業大学工学部技術マネジメント学科において、特に経営工学と数理工学の融合研究(のちのデータサイエンス学)・育成に貢献した。また、学生アンケートからのSPSS数理分析による教育工学の向上にも寄与した[3]

主な所属学会は、日本経営工学会システム制御情報学会日本ロジスティックスシステム学会日本オペレーションズ・リサーチ学会日本鉄鋼協会。主な著書は、ものづくりに役立つ経営工学の事典 : 180の知識 (分担執筆、朝倉書店2014、学術書)[4]

主な研究[編集]

脚注[編集]