山田岳

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山田岳
Gaku Yamada
生誕 1981年
学歴

エリザベト音楽大学

ハンス・アイスラー音楽大学
ジャンル 現代音楽クラシック
職業 ギタリスト

山田岳(やまだ がく、1981年8月4日 - )は、日本ギタリスト広島県出身。


来歴[編集]

エリザベト音楽大学を卒業後2006年に渡欧し、ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学を卒業。
ギターを長野文憲徳武正和佐藤紀雄エレナ・カソリダニエル・ゲーリッツの各氏に、古楽演奏解釈をマッシモ・ロナルディに師事。

2006年 第38回ガルニャーノ国際ギターコンクール(イタリア)第2位(1位なし)。
2006年 第1回ベルリン国際ギターコンクール(ドイツ)第3位。
2010年 第41回クラシカルギターコンクール(東京)優勝。
2010年 第9回現代音楽演奏コンクール「競楽IX」(東京)優勝、及び第20回朝日現代音楽賞を受賞。
     ※同賞のギタリストの受賞者は師・佐藤紀雄がいるが、コンクール優勝での受賞はギタリスト初である。

活動・人物[編集]

主に現代音楽の演奏を活動の中心としている。
Guitar dream誌のインタビューで「高校生の時に佐藤紀雄先生の『セクエンツァXI』を聴いて、音楽の道に進もうと思った。」と述べているように、現代音楽に傾倒するきっかけは師であるギタリスト・佐藤紀雄の影響が大きい。
また、ベルリンでの久保摩耶子との出会いも大きな契機となった。
彼女のギター独奏作品「イザナミの涙」「イザナギの叫び」の初演は好評を博し、ベルリンを中心とした数々の現代音楽シリーズで再演。その録音はベルリン文化放送(ラジオ)などでも放送された。
現代音楽アンサンブルでの活動も盛んに行い、アンサンブル・ノマドへの客演やタケムラヤスシらとのアンサンブル「TOY」の主宰、また、ピアノの伊藤憲孝、ヴァイオリンの米川さやかとともに結成した「Trio ku」では、ベルリンハノーファーツェパニック現代音楽祭に招聘されるなど、国際的な活動を行っている。
そのほか、東京での西風満紀子の個展をプロデュースするなど、様々な企画も手がけるほか、久保摩耶子・造形家の内倉ひとみとのコラボレーションによるサウンド・インスタレーションの活動も行っている。
古楽にも造詣が深く、ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガーフランチェスコ・ダ・ミラノなど、ギターではあまり演奏されないリュートの作品もしばしばプログラムに取り入れている。その影響はイタリアのリューティスト、マッシモ・ロナルディとの出会いによるものが大きい。
また、自身が主催に携わる演奏会では、フライヤーポスターの制作も手がけている。
フルーティストの上野由恵とははとこの関係にあたる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]