コンテンツにスキップ

山形季央

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山形季央
やまがた としお
生誕 (1953-02-25) 1953年2月25日(71歳)
 日本の旗 大阪府
国籍 日本の旗 日本
教育 大阪芸術大学デザイン学科卒業
著名な実績 グラフィックデザイン
受賞
テンプレートを表示

山形 季央(やまがた としお、1953年2月25日 - )は日本アートディレクターグラフィックデザイナー[1]

資生堂宣伝制作室長・部長。元多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授(〜2020)、大阪芸術大学グラフィックデザイン学科客員教授。[2]

略歴[3][4]

[編集]

1953年、大阪府大阪市生まれ。

1976年、大阪芸術大学芸術学部デザイン学科卒業。同年、株式会社資生堂にグラフィックデザイナーとして入社。

1982年、宣伝部初代アートディレクターとしてパリに駐在。セルジュ・ルタンス資生堂のグローバル・イメージ・キャンペーンを共創。( - 1986年)

1987年、アートディレクターとして、イプサや資生堂ホワイテスの立ち上げ、資生堂の国内外ブランドの広告やコミュニケーションデザインを担当。

並行して、上田義彦田原桂一の写真集など、資生堂以外のデザインも手がける。

2002年、4月より桑沢デザイン研究所講師(- 2011年)。

2004年、資生堂宣伝部デザイン統括部長。同年4月より武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科講師(- 2010年)。

2005年、資生堂宣伝制作室長・部長。(- 2011年)コーポレートスローガン「一瞬も 一生も 美しく」を開発・提案。

2008年、大阪芸術大学グラフィックデザイン学科客員教授。

2011年、資生堂退社。同年、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科教授。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科客員教授。

2020年、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科教授退任。同年、同大学大学院客員教授。

受賞[4][5]

[編集]

主な作品[4][6]

[編集]
  • 1987年 - イプサ・ブランド創設のアートディレクション
  • 1994年 - 田原桂一写真集『艶のかたち金沢』ブックデザイン
  • 1994年 - ダンスカンパニー山海塾のグラフィックデザイン(現在に至る)
  • 1995年 - 上田義彦写真集『AMAGATSU』企画、ブックデザイン
  • 1996年 - 今道子写真集『Michiko Kon』ブックデザイン
  • 1998年 - 資生堂オイデルミン・リニューアルのアートディレクション
  • 2002年 - 十文字美信写真集『わび』ブックデザイン
  • 2005年 - 資生堂コーポレートスローガン「一瞬も一生も美しく」開発・提案

論文[6]

[編集]
  • 2004年12月 - 資生堂の唐草 込められた理念 [資生堂企業資料館刊 研究紀要おいでるみん] 
  • 2005年12月 - セルジュルタンスという戦略 [資生堂企業資料館刊 研究紀要おいでるみん] 

著書

[編集]

単著

[編集]
  • 『新世代平面設計家 山形季央的設計世界』広西美術出版社、2000年8月、ISBN 9787806258583
  • 『山形季央 世界のグラフィックデザイン91』ギンザ・グラフィック・ギャラリー、2009年10月、ISBN 978-4887523159
  • 『日本のグラフィック100年』パイインターナショナル、2018年1月、ISBN 978-4756248855
  • 『STORY』多摩美術大学、2019年12月

共編著

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 松岡正剛 × 山形季央 トークイベント”. 青山ブックセンター. 2020年3月20日閲覧。
  2. ^ グラフィックデザイン学科 | 多摩美術大学 教員紹介”. www.tamabi.ac.jp. 2020年3月20日閲覧。
  3. ^ 教授 | 山形 季央 |”. www.tamabi.ac.jp. 2020年3月20日閲覧。
  4. ^ a b c STORY. 多摩美術大学. (2019-12-03) 
  5. ^ グラフィックデザイン学科 | 多摩美術大学 教員紹介”. www.tamabi.ac.jp. 2020年3月20日閲覧。
  6. ^ a b 多摩美術大学教員業績公開システム - 山形 季央”. faculty.tamabi.ac.jp. 2020年4月1日閲覧。

外部リンク

[編集]