屈折ピラミッド

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屈折ピラミッド

屈折ピラミッド(Bent Pyramid)とは、エジプトダハシュールにある古代エジプト古王国時代第4王朝ファラオクフ王の父でもあるスネフェル王のピラミッドである。三大ピラミッドなどと共にメンフィスとその墓地遺跡として世界遺産に登録されている。

高さ105m、底辺189mであるが、特徴的なのは屈折ピラミッドの名のとおり途中で傾斜角度が変わっていて、下部は54度27分、上部は43度22分となっている。下側は崩れるのを防ぐために石は内側に向けて斜めに積まれている[1]。上側は平積みにしている[1]。この理由については、

  • 同時期に同じ工法で建築されていた「崩れピラミッド」が完成直後に崩壊し、下側で使用した工法でこのまま建設を続けると、同じように崩壊する可能性が指摘され、途中から工法を変更した[1]
  • 建造中に王が病気になったので、完成を急ぐため高さの目標を下げた[要出典]
  • これが完成形であり、下エジプトと上エジプトの合一を象徴している[要出典]

などの説がある。

座標: 北緯29度47分25秒 東経31度12分33秒 / 北緯29.79028度 東経31.20917度 / 29.79028; 31.20917

記録
先代:
メイドゥーム
世界一高い建造物
前2600年前後 – 前2590年前後
101 m
次代:
赤いピラミッド
  1. ^ a b c 「ハイビジョン特集 エジプト発掘 第1集 ピラミッドはこうして造られた」2009年7月18日 NHKアーガイブス