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小山寛二

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
雑誌『富士』より(1952年)

小山 寛二(こやま かんじ、1904年8月3日 - 1982年11月27日)は、熊本県八代市出身の小説家。

来歴

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八代中学校卒業。早稲田大学中退。クロポトキンの影響を受け、アナキズム、左翼運動家の道を歩むが、1928年昭和3年)、転向する[1]

三上於菟吉に師事し、大衆文学などを執筆した[2]。作品に、1934年昭和9年)に映画化された「明暦名剣士」、宮崎滔天を主人公とした「波浪の歌」、細川忠興の妻ガラシャを描いた「細川ガラシャ」、「曠野の父」、「風雲万里」、「江南碧血記」などがある[3]

随筆雑誌「騒友」主宰。1982年昭和57年)、東京にて没した。

出典

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  1. ^ 熊本日日新聞社編纂『熊本県大百科事典』熊本日日新聞社、1982年、368頁
  2. ^ 熊本県高等学校教育研究会国語部会編 『くまもと文学紀行』 熊本県高等学校教育研究会、2005年、208頁
  3. ^ 日外アソシエーツ『熊本県人物・人材情報リスト2007』、186頁

外部リンク

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