宮澤清治

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宮澤 清治宮沢 清治、みやざわ せいじ、1923年2月21日 - 2011年7月18日[1])は、日本の気象解説者。

来歴[編集]

長野県長野市出身。旧制長野中学(長野県長野高等学校)を経て、1942年気象技術官養成所(現在の気象大学校)本科卒業。長野地方気象台新潟地方気象台を経て福岡管区気象台予報課長。1968年運輸大臣表彰(豪雪機構の解明)。1969年「豪雪に関する中気候学的研究」で東京教育大学理学博士。1972年気象庁天気相談所長。1980年広島地方気象台長。1982年神戸海洋気象台長。1983年気象庁を退官。1983年から2010年6月まで、NHKテレビ・ラジオの「気象情報」の解説を担当した。1993年日本気象学会評議員。1996年岡田賞受賞(気象知識の普及の功績)[2]

著書[編集]

  • 『現代の気象テクノロジー 3 防災と気象 気象災害を防ぐには』朝倉書店 1982
  • 『朝雨は女の腕まくり 日本の天気図』井上書院 1986
  • 『宮沢清治のウェザーボックス』毎日新聞社 ミューブックス 1989
  • 『最新天気図と気象の本 天気図を見るとき読むとき書くとき』国際地学協会 1992
  • 『近・現代日本気象災害史』イカロス出版 1999

共編著・監修[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 宮沢清治氏が死去:日本経済新聞
  2. ^ 『現代日本人名録』

出典[編集]