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季増民

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

季 増民(き ぞうみん、Ji Zengmin[1] 1955年 - )は、日本に活動拠点を置く中国地理学者椙山女学園大学文化情報学部教授[2]人文地理学農村計画が専門で、日本や中国の農村地域の工業化都市化について研究している[2]

経歴

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上海市に生まれ、1983年に来日して、筑波大学大学院地球科学研究科に学ぶ[2]1988年、「内陸工業団地の地域的展開と隣接農村地域の対応:北関東地方を事例にして」により、筑波大学から理学博士を取得した[3]

椙山女学園大学文学部助教授となった後、2000年に教授に昇進し[4]、その後、文化情報学部教授に転じた[5]アジア地域論、文化地理学などを講じている[4]

おもな著書

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  • 変貌する中国の都市と農村、芦書房、2004年
  • 工業団地の造成と地域変貌:東京・上海両大都市圏における地理学的考察、古今書院、2007年
  • 中国地理概論、ナカニシヤ出版、2008年
  • 中国近郊農村の地域再編:江蘇省崑山市開発区隣接地域を事例に、芦書房、2010年

脚注

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  1. ^ Ji Zengmin - researchmap
  2. ^ a b c 季 増民”. ナカニシヤ出版. 2018年9月23日閲覧。
  3. ^ 内陸工業団地の地域的展開と隣接農村地域の対応:北関東地方を事例にして”. 国立国会図書館. 2018年9月23日閲覧。
  4. ^ a b 季増民 プロフィール”. 2018年9月23日閲覧。
  5. ^ 季 増民 JI Zengmin”. 科研費/日本学術振興会. 2018年9月23日閲覧。

外部リンク

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  • 日本の研究.com:112429
  • 季増民 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
  • 論文一覧(KAKENCiNii
  • 季増民 - researchmap
  • 季増民 - J-GLOBAL