コンテンツにスキップ

太田富雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

太田 富雄(おおた とみお、1931年4月17日 - 2016年11月27日)は、日本脳神経外科医、大阪医科大学名誉教授

経歴

[編集]

1956年京都大学医学部卒、同大学院脳神経外科博士課程修了、1961年「合成樹脂による脳動脈瘤の破裂予防およびその補強法」で京都大学より医学博士の学位を取得。大阪医科大学教授、2002年定年退任、名誉教授医誠会病院脳機能研究所、大阪脳神経外科病院、富永脳神経外科病院院長。

著書

[編集]
  • 『脳神経外科患者の診かた』南山堂 1986
  • 『脳神経外科学』改訂5版 金芳堂 1989

共編著

[編集]
  • 『脳神経外科学』西村周郎共著 金芳堂 1975
  • 『意識障害ワークショップ』田崎義昭共編 医学書院 1985
  • 『脳神経外科要説』梶川博共著 金芳堂 1986
  • 『脳の画像診断』共編著 秀潤社 1987
  • 『頭蓋骨・脳・血管の三次元画像アトラス』編著 片田和広詠田真治出口潤著 金芳堂 1995
  • 『現代医療の光と影』編著 晃洋書房 1996
  • 『脳神経外科学』改訂8版 松谷雅生共編 金芳堂 2000
  • 『メディカ・メンテ 望ましい医療を求めて』編著 晃洋書房 2000

翻訳

[編集]
  • Anatole S.Dekaban『乳幼児の神経学』福山幸夫共訳 医学書院 1973
  • A.Earl Walker『脳死 医学と社会の接点』メディカル・サイエンス・インターナショナル 1987
  • Peter McL.Black, William C.Schoene, Lois A.Lampson 編『星状細胞腫』河本圭司共監訳 黒岩敏彦訳 金芳堂 1997
  • グリーンバーグ『脳神経外科ハンドブック』監訳 黒岩敏彦、保田晃弘ほか訳 金芳堂 2000
  • ジェローム B.ポスナー、クリフォード B.サパー、ニコラス D.シフ、フレッド・プラム『プラムとポスナーの昏迷と昏睡』監訳 メディカル・サイエンス・インターナショナル 2010

監修

[編集]

参考

[編集]
  • 『現代日本人名録』2002年