大蘇ダム

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大蘇ダム
所在地 熊本県阿蘇郡産山村
位置
河川 大野川水系大蘇川
ダム諸元
ダム型式 ロックフィルダム
堤高 69.9 m
堤頂長 262.1 m
堤体積 1,405,000
流域面積 28 km²
湛水面積 28 ha
総貯水容量 4,300,000 m³
有効貯水容量 3,900,000 m³
利用目的 かんがい
事業主体 九州農政局
施工業者 大成建設鹿島建設梅林建設JV
着手年/竣工年 1979年/2005年
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大蘇ダム(おおそダム)は、熊本県阿蘇郡産山村大野川水系大蘇川に建設されたダムである。

概要[編集]

旧来から水不足に悩まされてきた大分県・熊本県県境付近の農地に農業用水を供給することを目的として1979年昭和47年)着工。受益計画面積は計2,158ヘクタールで、うち、大分県竹田市が1,631ヘクタール、熊本県阿蘇市及び産山村が527ヘクタール[1]

当初は1987年(昭和55年)に完成する予定であったが、建設地の地盤の問題などから2度の計画変更を余儀なくされ、事業費も当初見込みの約130億円から約595億円と大幅に増加した[2]

2006年平成18年)にも給水を開始する計画であったが、2005年3月に堤体が完成して試験湛水を行なったところ貯水池の土壌に当初の予測をはるかに上回る浸水が確認され、計画は延期された。2008年8月と2009年4月に試験的な給水を行ない[3]、2009年度からは、供給能力は計画の半分程度にとどまるものの、一部で農業用水の利用が開始されている[4]

農林水産省は、2010年度から斜面の一部(約3万m2)で試験的にコンクリートを吹き付ける漏水対策を行っており、2013年度からは残りの斜面や湖底(約30万m2)に漏水対策を実施する予定[1]。2010年度からの総事業費約8億4千万円は全額国費で賄われたが[4]、2013年度からの総事業費126億円は、国が7割を負担し、残る3割を大分県、熊本県、竹田市、阿蘇市が受益面積に応じて負担することとされている。しかし、熊本県側は現状の供給能力でも足りるとして追加負担に難色を示しており、熊本県側の受益面積を減らして、大分県側の負担のみで実施する可能性もある。工期は、給水を中断して施工する場合には5年、給水しながら施工する場合には7年が見込まれている[1]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]