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大山街道ふるさと館

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大山街道ふるさと館
Kawasaki's Municipal Oyama Road Historical Museum
川崎市大山街道ふるさと館前景
地図
施設情報
正式名称 川崎市大山街道ふるさと館
収蔵作品数 約?点(平成25年度)
来館者数 41,320人(平成24年度)
事業主体 川崎市[1]
管理運営 川崎市大山街道ふるさと館共同運営事業体[2]
年運営費 23,007千円(平成25年度の指定管理料)
建物設計 川崎市建築局, 富永譲+フォルムシステム研究所
開館 1992年8月1日
所在地 231-0021
神奈川県川崎市高津区溝口3-13-3
位置 北緯35度36分11.94秒 東経139度36分45.79秒 / 北緯35.6033167度 東経139.6127194度 / 35.6033167; 139.6127194座標: 北緯35度36分11.94秒 東経139度36分45.79秒 / 北緯35.6033167度 東経139.6127194度 / 35.6033167; 139.6127194
外部リンク https://furusatokan.info/
プロジェクト:GLAM
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大山街道ふるさと館(おおやまかいどうふるさとかん、Kawasaki's Municipal Oyama Road Historical Museum)は、神奈川県川崎市高津区にある博物館である。川崎市における脇往還の一つである大山街道(大山道)に係る歴史、民俗等に関する資料及び郷土にゆかりのある人の美術、文学等の作品等の展示を行うとともに、市民に学習の場を提供し、もって市民の文化の発展に寄与することを目的とし、川崎市によって整備されている。1992年8月開館。旧高津町役場跡地に建設された[3]

概要

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大山街道(青山通り大山道)[4]沿いの場所に4階建てで建築されている。一階と二階に展示スペースがあり、郷土にかかわる資料やゆかりのある美術・文学作品や、郷土史研究家の資料・著書、高津区内の市民の作品などが展示されている。二階にはイベントホール、三階には和室、第1・第2会議室がある。また、年6回(隔月館)で同館自身による活動報告や行事予定などの「ふるさと館だより」を刊行している。

開館時間は9時30分から21時30分(展示室は10時00分から17時00分)。休館日は12月28日から1月4日となっている。

収蔵品と展示

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隣地が生家である濱田庄司の「柿釉白掛鉢」(大正15年前後)などが展示されている。

館の入口には、伊豆石で作られた高幡不動尊道の道標が展示され、その左側面には「西 大山道 文政十二 己丑年 三月吉日」と刻まれている。二子村の石工、小俣松五郎の作と考えられている[5]

刊行物

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川崎市大山街道ふるさと館活動報告書(平成25年度)[6]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ 川崎市大山街道ふるさと館条例
  2. ^ 川崎市公報 第1644号(平成26年2月10日)220ページ
  3. ^ 神奈川新聞 2013年9月10日付紙面「ひらめきの道 大山街道」
  4. ^ 現在、高津区内の大山街道ルートは国道246号となり、西側に整備された東京・横浜バイパスへと指定が変更されて、ふるさと館の前を含む旧道は国道から外されている。
  5. ^ 川崎市大山街道ふるさと館『訪ねて楽しい大山街道』2012年、3頁
  6. ^ 川崎市大山街道ふるさと館『川崎市大山街道ふるさと館活動報告書(平成25年度)』。 

関連項目

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外部リンク

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