夢みる惑星

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夢みる惑星
ジャンル SF少女漫画
漫画
作者 佐藤史生
出版社 小学館
掲載誌 プチフラワー
レーベル プチフラワービッグコミックス
小学館文庫
発表期間 1980年 - 1984年
巻数 コミックス全4巻
文庫全3巻
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夢みる惑星』(ゆめみるわくせい)は、佐藤史生作のSF漫画作品。 1980年春の号(創刊号)から、1984年5月号まで「プチフラワー」誌に連載。当初は『夢みる惑星より』という連作であった。「竜の谷」・「銀の舟」・「天の足音」・「星の都」・「紅の影」・「夏至祭」(前・後篇)と続いた後で、第七話目より「夢みる惑星」と改題し、連載長篇となった。 コミックス4巻、文庫3巻、愛蔵版4巻が刊行されている。

ストーリー[編集]

主人公イリスは、アスカンタの第一王子であるが、出生上の問題のため、母と隠れ住んでいた。が、母は死に臨み、各地の神殿を統括する宗教の中心である「谷」で、ひっそり一生を終えるように言い含め、イリスを「谷」に託す。父モデスコ王はイリスを王にと望むが、一方、「谷」の神官エル・ライジアは、イリスを「谷」の主で、数百年来該当者の無かった大神官(エル・シャッダイ)に推戴し、後のことをイリスに託そうとする。ただし、神官には幻視能力が不可欠で、イリスはこのあと大陸に到来する危機のために、能力者ではない己を、能力者であるかの如く見せかけるという芝居を演じ続けることになる・・・。

関連作品[編集]

星の丘より
ソリステラでは、正常人の寿命は年々増加するも、出生率は著しく減少する一方、テレパシーを持たず、短命なミュータントの人口は増加するばかりだった。そんな中、待ち望まれた王家の嫡子、アスランもまたミュータントとして生を受ける。
一見別作品のようだが実は「夢みる惑星」の前史になっている作品。
作者の別冊少女コミックへの投稿作品で、佳作入選した作品。
雨の竜
「夢みる惑星」の後の世界を描いた読み切り。『グレープフルーツ』第15号(1984年4月発売)に掲載。
 南方王国では雨期に雨が降らず、王族で、神秘能力者でもあるエル・ネアンの決定により、雨乞い祈禱のために、四人の娘を生け贄にすることになった。兄のネアンと仲の悪い王女アスカは、友人タルクとともに、雨を降らすことのできる「雨の竜」を求めて、旅に出る。

既刊一覧[編集]

プチフラワービッグコミックス 小学館(発売日は[1]より)

  1. 1982年5月20日(1982年4月1日発売) ISBN 4-09-178361-9
  2. 1982年12月20日(1982年11月1日発売) ISBN 4-09-178362-7
  3. 1983年7月20日(1983年6月1日発売) ISBN 4-09-178363-5
  4. 1984年7月20日(1984年6月1日発売) ISBN 4-09-178364-3

小学館文庫 小学館

  1. 1996年5月10日(1996年4月17日発売) ISBN 4-09-191111-0
  2. 1996年5月10日(1996年4月17日発売) ISBN 4-09-191112-9
  3. 1996年5月10日(1996年4月17日発売) ISBN 4-09-191113-7

ペーパームーンコミックス 新書館

  • 竜の夢その他の夢 -夢みる惑星ノート 1984年7月25日 ISBN 4-403-61057-9 「夢見る惑星」のイラスト集。他にQ&Aやエッセイ、さらに星の丘より、雨の竜、美女と野獣を収録。

夢みる惑星 愛蔵版 <佐藤史生コレクション> 全4巻 復刊ドットコム - オリジナル原稿をもとに、扉絵やカラーページなども可能な限り再現。また『竜の夢その他の夢 -夢みる惑星ノート-』のエッセイと短編「雨の竜」、『アリス・ブックI』「竜の姫君」も収録。

  1. 2014年05月17日発売 ISBN 978-4-8354-5079-7
  2. 2014年07月15日発売 ISBN 978-4-8354-5080-3
  3. 2014年9月19日発売 ISBN 978-4-8354-5081-0
  4. 2014年10月20日発売 ISBN 978-4-8354-5082-7
  • 竜の夢その他の夢 -夢みる惑星ノート- <佐藤史生コレクション> 復刊ドットコム 2013年02月26日発売 ISBN 978-4-8354-4916-6
    増補愛蔵版画集 -上記愛蔵版と収録作品の重複がある。

金星樹 短編集 星の丘よりを収録

関連項目[編集]

脚注[編集]

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