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多治見修道院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
多治見修道院
2008年撮影
概要
正式名称 神言会 多治見修道院
修道会 神言会
創立 1930年
場所
所在地 日本の旗 日本
岐阜県多治見市緑ヶ丘38番地
ウェブサイト http://svdtajimi.com/
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多治見修道院(たじみしゅうどういん)は、岐阜県多治見市にあるカトリック神言修道会(神言会)の修道院である。

概要

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日本人司祭修道士の育成を目的に、ドイツ人のモール神父の手によって、カトリック神言修道会の日本管区の本部修道院として設立された。

神言会の宣教の拠点が名古屋市に移されてからは、併設の修練院を中心に神言会の神学生の修練の場所となっている。

概況

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木造地上3階、地下1階のバロック建築。床面積は約3,000m2

敷地面積は約30,000m2

敷地内には、カトリック多治見教会、ブドウ畑、研修センターなどがある。

沿革

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  • 1930年昭和5年) - カトリック神言修道会日本管区の本部修道院として設立される。
  • 1948年(昭和23年) - 敷地内のカトリック多治見教会が多治見駅近くに移転する。
  • 1962年(昭和37年) - カトリック神言修道会の本部を名古屋市に移す。多治見修道院は、引き続き、神言会の宣教師の修道生活と修練の場として維持される。
  • 1978年(昭和53年) - カトリック多治見教会が多治見修道院の敷地内に再度移転する。
  • 1989年平成元年) - 研修センターが完成。
  • 2015年(平成27年) - 研修センターに、旅館業法における簡易宿所としての許可が交付される。

所在地

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  • 岐阜県多治見市緑ヶ丘38番地

交通

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公共交通機関

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自動車

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その他

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多治見修道院の地下にはワイン醸造、貯蔵設備がある。敷地内のブドウ畑で収穫されたブドウはここで醸造されワインとなる。製造開始は1933年昭和8年)で、「修道院ワイン」と名づけられている。太平洋戦争時の輸入ワイン不足の際、全国の教会にミサ用ワインとして供給されたという。

併設の売店には「修道院ワイン」はじめ、ガレットクッキーなどを販売している。

この修道院が一時存亡の危機に陥った時、多治見市民や地域の青年会議所が修復保存運動に立ち上がり、危機を脱したというエピソードがある[1]

聖堂の一部は見学が可能。研修センターは一般人の使用も受け付けている。

敷地内には宿泊用のログハウス等が数棟建っており、毎年南山学園の生徒・学生やカトリック教会関係諸団体などが研修に使用している。

外部リンク

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座標: 北緯35度20分33.5秒 東経137度8分6.9秒 / 北緯35.342639度 東経137.135250度 / 35.342639; 137.135250