塔の家

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塔の家
Towerhouse 1.JPG
情報
用途 住宅
設計者 東孝光
延床面積 65m2
階数 地上5階、地下1階
竣工 1966年
所在地 150-0001
東京都渋谷区神宮前3丁目
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塔の家(とうのいえ)は建築家東孝光の初期の代表的住宅建築打放しコンクリート狭小住宅の先駆けで建築史に残る作品で、2003年にはDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれた。これら一連の都市型住宅群を対象として、東は1995年日本建築学会賞を受賞した。

概要[編集]

1966年昭和41年)竣工、東京渋谷区神宮前に建てられた東孝光の自宅(兼事務所)で、出世作である。狭小住宅としておそらく最も有名な作品。都心のわずか6坪弱(20m2=平方メートル)という狭い敷地に、地上5階・地下1階を搭状に積み立てた鉄筋コンクリート構造。玄関を除けば、トイレも浴室も含め扉が一切なく、間仕切りもない。吹き抜けで開放的な空間設計が狭さを感じさせず、都心に住む醍醐味を満足させ、東の師坂倉準三の師であったル・コルビュジエの主張する「新しい建築の5つの要点(ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面)(近代建築の五原則)を踏まえている、と言える。

評価[編集]

塔の家(中央)

完成から40年以上が経つ建物でありながら 現在も見学者が後を絶たないほど、建築史上において多くの建築建築家に影響を与えた建物の一つとして知られる。

その例として、同じくコンクリート打放し狭小住宅である「住吉の長屋」(安藤忠雄)をはじめとする建物がある。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]