古庄紋十郎

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古庄 紋十郎(ふるしょう もんじゅうろう、1948年昭和23年〉4月または5月 - 1990年代?)は、東京少年合唱団に所属していた人物。彼の声変わりを収めたレコードがコロムビア・レコードより発売されたことで知られる[1]

来歴[編集]

1960年昭和35年〉4月2日、当時12歳11ヶ月から1963年〈昭和38年〉4月2日の当時15歳11ヶ月まで毎週、「シューベルトの子守唄」を計156回録音し、声の変容を世に残した。2レコードは1968年に発売された。半世紀が経った21世紀になって、「探偵!ナイトスクープ」や「トリビアの泉」等で取り上げられ、全国に知れ渡った。その際は22歳を迎えた1970年〈昭和45年〉の頃の写真も紹介されている。

彼の遺したレコードは、概要を説明する独特なナレーションも相まって話題となっている。今では全国のさまざまな学校の音楽授業で使用されるなど、その音源の価値は高い。大学でドイツ語講師をしていたようだが、古庄は若くして亡くなっている。腎臓病で40代で亡くなった、高校生の時に事故死したという情報が流れているが、真相は不明。しかし、20世紀の内に亡くなったと見られる。[要出典]

脚注[編集]

外部リンク[編集]