十八ヶ城

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十八ヶ城(さかりがじょう)は岩手県花巻市宮ノ目に存在した日本の城。別称 本館

花巻市街の北2kmの瀬川右岸の台上にあったが、東側は宅地化によって、西側も開田により濠が埋められたと推定され、現在壕の一部が残るのみで、往事の規模は不明である。

沿革[編集]

室町期に見える城郭名。築城時期は不明。

陸奥国稗貫郡宮野目村に所在し、稗貫氏が小瀬川城から本城に移り、そして享禄年間(1528年-1533年)に鳥谷ヶ崎城(花巻城)(陸奥国稗貫郡花巻村)に移るまでの本城であった。

『聞老遺事』の「稗貫状」には、永享7年(1435年)の和賀・稗貫の動乱のさいの「稗貫瀬川十八ヶ沢」の城構えは「四方に濠をめぐらし乱ぐいを打ち、逆茂木を引き筒木を釣るし石引を張る」という伝承が記されている。

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 『岩手県史 第2巻 中世篇 上』 岩手県、1961年3月25日
  • 『岩手県史 第3巻 中世篇 下』 岩手県、1961年10月20日
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 『角川日本地名大辞典 3 岩手県』 角川書店、1985年ISBN 4040010302
  • 児玉 幸阿・坪井 清足 『日本城郭大系 第2巻 青森・岩手・秋田』 新人物往来社、1980年7月15日

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外部リンク[編集]