公定価格

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公定価格(こうていかかく)とは政府物価の統制のために指定した物品の最高販売価格のこと。

概要[編集]

社会主義国家計画経済の下で行われるものが代表的であるが、日本でも第二次世界大戦前後に実施されている。日中戦争最中の1938年7月に出された物品販売価格取締規則の制定以後、公定価格の設定による物価統制が進み、ヨーロッパで第二次世界大戦が始まると、1939年9月18日価格等統制令が制定され、同日の価格をもって上限とすることとした。その後、1943年までに1万2千種類の商品に公定価格が定められた。終戦後もインフレーションが収まらず、1946年3月3日には価格等統制令に代わる物価統制令が公布された。その後、1949年ドッジ・ライン実施以後にインフレーションは収束に向かい、公定価格は徐々に撤廃されていった。なお、物価統制令は2011年現在も有効な法律である。

参考文献[編集]

  • 清水洋二「公定価格」(『日本歴史大事典 2』(小学館、2000年) ISBN 978-4-09-523002-3