充電器

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ソニーのニッケル水素蓄電池用充電器(単三型、単四型兼用)
サンヨーのニッケル水素蓄電池用充電器(単三型、単四型兼用)

充電器(じゅうでんき)は、二次電池充電することに特化した機器

概要[編集]

化学電池のうち、使用後に外部から電力を供給する事によって逆反応を起こし、使用する前の状態に復帰する事が可能なものを二次電池と呼び、この操作を二次電池の充電と呼ぶ。二次電池は、その種類に応じて適切な方法で充電する必要がある。

電気機器本体に二次電池が固定的に内蔵されている場合、充電を制御する回路もまた本体に内蔵されている事が一般的であるが、たとえば単三型ニッケル水素蓄電池など、機器本体と電池が分離可能で充電回路を内蔵していないような機器で使う汎用の二次電池に有っては、通常その充電を専門に行う機器を別に用意することが多い。この機器のことを充電器と呼ぶ。また業務用の機器やデジタルカメラ・ビデオカメラなど、専用の二次電池を使うものであっても二次電池自体を着脱可能としたものがあり、これらについても専用の充電器で充電して用いる事が前提となっている場合が多く、本体での充電が可能な場合にもより高速な充電やいくつもの電池を並行して充電する目的のために専用の充電器を用いる場合が多い。

一般に充電器は、商用電源から充電用の直流電力を作り出す電源装置と、電池の充電を制御する充電制御回路からなる。ニッケル・カドミウム蓄電池などを標準充電するものなどでは充電制御回路が無い場合もあり、このようなものでは充電の終了を、その経過時間などから人間が判断して充電動作を停止させる必要がある。近年では、急速充電があたりまえとなっていることや、リチウムイオン二次電池など過充電に対するマージンが極端に少ない電池が一般化していることなどもあって、充電制御回路無しの充電器はあまり見かけなくなっている。なお、セリアなどにて扱われている、充電制御回路無しのニッケル水素蓄電池の充電器が現在でも安価にて入手可能であり、一定の需要がある。例えば現在では充電制御回路で保安目的の為、過放電や著しく不活性化した電池を不良ではじくケース(充電器の機種により異なる)があり、その再活性化を目的として用いられる事がある。