侯青

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

侯 青(こう せい、生没年不詳)は、五胡十六国時代前燕の人物。長楽郡武邑県の出身[1][2]

生涯[編集]

前燕に仕え、屯騎校尉・将作大匠に任じられていた[1]

皇帝慕容儁の時代に活躍、機敏かつ巧みで謀略に長け、武勇に優れ、騎射が得意であった。

戦いの際は常に先陣を務め、必ず敵陣を陥落させた。その勇猛ぶりを慕容儁は蜀漢車騎将軍張飛に擬えたという。

これ以後の事績は、史書に記されていない。

脚注[編集]

  1. ^ a b ウィキソース出典  (中国語) 十六國春秋_(屠喬孫,_項琳,_四庫全書本)/卷031#侯青, ウィキソースより閲覧。 
  2. ^ 史書によっては安定郡朝那県の出身と記されている。

参考文献[編集]