佐藤食品工業

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佐藤食品工業株式会社
SATO FOODS INDUSTRIES CO., LTD.
本社工場
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 2814
1991年4月30日上場
略称 サトー
本社所在地 日本の旗 日本
485-8523
愛知県小牧市堀の内四丁目154番地
設立 1954年昭和29年)10月21日
業種 食料品
法人番号 5180001075845 ウィキデータを編集
事業内容 植物エキス、天然調味料、粉末酒の製造・販売
代表者 上田正博(代表取締役社長
資本金 36億7227万5千円
発行済株式総数 932万6460株
売上高 58億8592万3千円(2016年3月期)
営業利益 7億6502万8千円(2016年3月期)
純利益 1億8060万5千円(2016年3月期)
純資産 140億7970万9千円
(2016年3月31日現在)
総資産 160億3390万0千円
(2016年3月31日現在)
従業員数 163名(2016年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 自社(自己株口) 33.02%
佐藤 仁一 21.86%
横浜冷凍(株) 6.21%
(2016年3月31日現在)
外部リンク https://www.sato-foods.co.jp/
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佐藤食品工業株式会社(さとうしょくひんこうぎょう、: Sato Foods Industries Co., Ltd. )は、愛知県小牧市に本社を置く、主に天然調味料、茶エキス、及び粉末酒を製造する企業株式会社)。

概説[編集]

創業は1950年昭和25年)5月1日。会社としては、1954年(昭和29年)10月21日有限会社佐藤食品工業所として設立し、1962年(昭和37年)5月組織変更により佐藤食品工業株式会社となっている。世界で初めてアルコールの粉末化に成功した企業である。

1991年平成3年)に株式を店頭公開し、2003年(平成15年)からジャスダックに上場している。かつては新潟県佐藤食品工業(現:サトウ食品)東証2部)と全く同一の社名であったが、表記はそのまま佐藤食品工業となっている。銘柄略称は「サトー」である。

2005年(平成17年)からSFCGグループのT-ZONEキャピタルが株式を取得するようになり、増資などで出資比率が引き上げられて、2007年(平成19年)8月にSFCGグループが株式の過半数を取得する[1][2]。しかし、2009年(平成21年)2月23日に株式会社SFCGが民事再生法の適用を申請。それに先立つ同月20日に、SFCGの子会社である株式会社TZCIが保有する当社株式(発行済み株式総数の50.5%)に対して、日本振興銀行担保権を実行して親会社となった[3][4]。なお日本振興銀行はその後株式を売却し、2009年(平成21年)6月には親会社からその他の関係会社になり[5]2010年(平成22年)1月25日に全保有株式を日産アセット株式会社に譲渡。日産アセットがその他の関係会社となった[6]。さらに2012年(平成24年)1月12日に実施した自己株式取得に対し、日産アセットは全保有株式を売却し、同社との資本関係もなくなっている[7]

沿革[編集]

  • 1954年昭和29年) - 有限会社佐藤食品工業を設立し、新タイプの白醤油を製造販売開始。
  • 1962年(昭和37年) - 佐藤食品工業株式会社に組織変更。
  • 1966年(昭和41年) - 三重工場を開設。
  • 1967年(昭和42年) - 小牧工場を開設。
  • 1990年平成2年) - 本社屋が完成。
  • 1991年(平成3年) - ジャスダック上場。
  • 2000年(平成12年) - 小牧第二工場が稼動開始。
  • 2006年(平成18年) - 第三工場第一期工事が竣工。4月に稼動開始。
  • 2008年(平成20年) - 第三工場第二期工事着工。

主な製品[編集]

  • 粉末酒「アルコック・ライトカクテル」

脚注[編集]

外部リンク[編集]