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佐口卓

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佐口 卓(さぐち たかし、1923年1月2日[1] - 2000年3月11日)は、日本社会制度学者。学位は、商学博士早稲田大学論文博士・1978年)(学位論文『日本社会保険制度史』)[2]早稲田大学名誉教授。

来歴

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東京都生まれ。早稲田大学商学部卒、早稲田大学商学部助教授教授を歴任し、1993年には早稲田大学名誉教授となる。

2000年3月11日、多臓器不全のため死去[1]

著書

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  • 『社会保障』柏林書房 1952
  • 『日本社会保険史』日本評論新社 1957
  • 『ふだん着の福祉国家 ヨーロッパ・足でひろった庶民のくらし』宮坂出版社 1962
  • 『医療の社会化 医療保障の基本問題』勁草書房 1964
  • 『日本の医療保障』東洋経済新報社 1966
  • 『暮らしを守る社会保険』日本労働協会 JIL文庫 1968
  • 『医療保険論』有斐閣双書 1974
  • 『サラリーマンの年金学』社会保険広報社 1976
  • 『社会保障概説』光生館 社会福祉選書 1976
  • 『女性の年金学』社会保険広報社 1976
  • 『現代の医療保障 医療の階層性をめぐって』東洋経済新報社 1977
  • 『日本社会保険制度史』勁草書房 1977
  • 『社会保障』日本労働協会 テキスト双書 1984
  • 『国民健康保険 形成と展開』光生館 1995

共編著

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翻訳

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  • アーノルド・ザクサー『スイスの社会保障制度』春見静子共訳 光生館 海外社会福祉選書 1975

脚注・出典

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2000~2002』(日外アソシエーツ、2003年)p.276
  2. ^ 博士論文『日本社会保険制度史』(早稲田大学、1978年) - 博士論文書誌データベースより。

参考文献

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  • 『医療保健論』著者紹介 
  • 『人物物故大年表』