伝染性漿膜炎

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伝染性漿膜炎(でんせんせいしょうまくえん、英:transmissible serositis)とはChlamydophila pecorum感染を原因とするヒツジ感染症。輸送などのストレスが発症原因となり、元気消失、発熱下痢などの症状を示し、Arcanobacterium pyogenesPasteurella multocidaなどとの混合感染により病勢は悪化する。治療にはテトラサイクリン系抗生物質が使用され、ワクチンはない。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 小沼操ほか編 『動物の感染症 第二版』 近代出版 2006年 ISBN 4874021239