伊藤友作
伊藤 友作(いとう ゆうさく、1881年〈明治14年〉[1] - 1964年〈昭和39年〉[1])は日本の教育者。学校法人昭和学院創立者[1]、初代理事長。昭和女子商業学校(現在の昭和学院中学校・高等学校)を創立し、女子の職業教育に貢献した。[2] また千葉県私学団体連合会副会長等を歴任している。
来歴・人物[編集]
1881年(明治14年)に現在の千葉県市原市で生まれた[1]。公立中学校で教師・校長を歴任。その後公立の学校では自分の理想とする教育ができないとして、60歳のときに私財をなげうって、昭和女子商業学校を市川市東菅野を設立。その後1964年(昭和39年)に83歳で亡くなる。
伊藤友作の死後である1994年(平成6年)には、市川市名誉市民賞を受賞した。[3]
また伊藤友作が建てた自宅は、「昭和学院創立記念館」として国登録有形文化財(建造物)に登録されている。[4]
主な親族[編集]
学校法人昭和学院2代目理事長の伊藤一郎は息子。また学校法人昭和学院3代目理事長の伊藤アヤは自身の妻である。[2]
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 石井暉二『光芒の人 千葉県人物事典1(文化編)』ぎょうせい、1990年。