伊丹市立演劇ホール
| AI・HALL(アイホール) | |
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| 情報 | |
| 通称 |
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| 正式名称 | 伊丹市立演劇ホール |
| 開館 | 1988年11月 |
| 開館公演 | 北村想 作・演出『寿歌(ほぎうた)』[1] |
| 閉館 | 2026年3月30日 |
| 最終公演 | アイフェス‼︎2026 AI・HALL中学高校演劇フェスティバル[2] |
| 客席数 | イベントホール:300席 |
| 設備 | 舞台音響 |
| 用途 | 多目的ホール |
| 運営 | 公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団 [3] |
| 所在地 |
〒664-0846 兵庫県伊丹市伊丹2丁目4番1号 |
| 位置 | 北緯34度46分50.3秒 東経135度25分13.6秒 / 北緯34.780639度 東経135.420444度座標: 北緯34度46分50.3秒 東経135度25分13.6秒 / 北緯34.780639度 東経135.420444度 |
| アクセス | JR伊丹駅・阪急伊丹駅 |
| 外部リンク | AI・HALL(伊丹市立演劇ホール) |
伊丹市立演劇ホール(いたみしりつえんげきホール)は、兵庫県伊丹市に所在していた総合文化施設。通称名は
概要
[編集]1988年11月、JR伊丹駅前に開館した総合文化施設[5]。最大300席のイベントホールとカルチャールームA・Bがあり、演劇とコンテンポラリーダンスなどが開催される多目的ホールとなっている[6]。
公演以外では、各種講座や演劇・ダンスのワークショップなどを通じて地域の人々に舞台芸術の魅力を伝えたり、教育機関と連携して子供達がゆたかな感性を育むように舞台芸術を通した教育にも力を入れている[7]。
2005年には第1回JAFRAアワード(総務大臣賞)[8]、2014年には文化庁芸術祭賞優秀賞[9]を受賞している。
伊丹市は2021年7月に施設老朽化・維持費増大・伊丹市民の利用少数などを理由に2022年度末で廃止する方針を提起したが、存続を求める運動が広範に起こり、市は廃止方針を撤回し3年後に再検討することとした[10]。市はその3年後の2024年11月に2025年度末で閉館する方針を再度打ち出し[11]、2025年3月26日の伊丹市議会で廃止する条例が可決され、2026年3月末での廃止が決定した[4]。
2026年3月30日を以て閉館。演劇事業は以後も伊丹市立文化会館(東リ いたみホール)と伊丹市立音楽ホール(伊丹アイフォニックホール)で継承していくとしている[12]。
伊丹想流私塾・伊丹想流劇塾
[編集]1996年から本ホールが主催していた戯曲執筆講座[注 1]。
塾長の北村想が後進の指導・育成を行い、卒塾生の多くがOMS戯曲賞などの戯曲賞を受賞していた[13]。
21年間続いたが2017年に北村想は名誉塾長に退き、劇団太陽族を主宰する岩崎正裕を塾頭として名前を「伊丹想流劇塾」と改め再スタートする[14]。
本ホール閉館後も、伊丹アイフォニックホールに移り「伊丹劇作塾」として継続されることとなった[15]。
次世代応援企画 break a leg
[編集]2012年から行っていた、演劇・ダンスの分野で継続的に活動している若手劇団などを支援する事業[16]。本ホールの存続問題による予算削減に伴い2022年終了[17]。
2012年に施行された「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律[18]」に基づく、文化庁「劇場・音楽堂等機能強化推進事業[19] 地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業」の補助事業として行われていた[20]。
劇場とその付属設備の使用料が全額免除され、チケット収入も全額上演団体に入る(公演製作にかかる費用並びに劇場管理人件費は上演団体が負担)厚遇された企画で応募団体の中から毎年2団体程度が選ばれ公演を行う。選考委員は、本ホールディレクターであった岩崎正裕と、年度により小倉由佳子、泉寛介、三田村啓示が務めた[17]。
施設
[編集]イベントホール [21]
- 客席数:最大300席(全面可動床により舞台と客席を自由に設定可能)、(車椅子席あり:席数は公演毎に客席の形状が異なるので不定)
- 舞台面積:約357平方メートル
- 間口:18.9メートル
- 奥行:18.9メートル
- 楽屋:約30平方メートル、シャワー室:2室
カルチャールームA
- 面積:約100平方メートル
- 間口:10.0メートル
- 奥行:10.0メートル
- 設備:床(フローリング貼り)・鏡(ダンスレッスン用)・レッスンバー・音響設備
カルチャールームB
- 面積:約90平方メートル
- 間口:13.0メートル
- 奥行:7.0メートル
- 設備:床(リノリウム貼り)・アップライトピアノ、ビデオプロジェクター、音響設備
アクセス
[編集]公共交通機関
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ↑ 読み方は、「そりゅうしじゅく」あるいは「そうりゅうしじゅく」、どちらでもいい。
出典
[編集]- ↑ “思い出紡いで作品に キラリ公立劇場(3)”. 日本経済新聞 (2017年4月6日). 2019年10月3日閲覧。
- ↑ “アイフェス!!2026”. CoRich舞台芸術!. 2026年4月4日閲覧。
- ↑ “施設情報”. 公益財団法人 いたみ文化・スポーツ財団. 2019年10月3日閲覧。
- 1 2 「AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)が2026年3月末に閉館」『ナタリー』ナターシャ、2025年3月27日。2025年3月27日閲覧。
- ↑ “アイホール(市立演劇ホール)”. 伊丹市. 2019年10月3日閲覧。
- ↑ “施設を利用する”. AI・HALL. 2019年10月3日閲覧。
- ↑ “AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)公式ウェブサイト”. AI・HALL. 2019年10月3日閲覧。
- ↑ “第1回JAFRAアワード(総務大臣賞)を受賞”. AI・HALL. 2019年10月3日閲覧。
- ↑ “平成26年度(第69回)文化庁芸術祭賞・優秀賞を受賞”. AI・HALL (2014年12月25日). 2019年10月3日閲覧。
- ↑ 「アイホール問題を考える」 Act2021.12 Extra Issue 国際演劇評論家協会日本センター演劇評論誌
- ↑ “関西屈指、小劇場の拠点「アイホール」終幕 伊丹で37年、関東の劇団との交流の場にも 25年度末閉館” (Japanese). 神戸新聞NEXT (2024年11月26日). 2024年11月27日閲覧。
- ↑ “アイホールは2026年3月30日をもって閉館いたしました。”. AI・HALL. 2026年4月4日閲覧。
- ↑ “伊丹想流私塾第20期”. AI・HALL. 2019年10月3日閲覧。
- ↑ “北村想さん戯曲講座「伊丹想流私塾」改め「伊丹想流劇塾」地方演劇の揺りかご21年”. 毎日新聞 (2017年5月30日). 2019年10月3日閲覧。
- ↑ “伊丹劇作塾 第1期”. AI・HALL. 2026年4月4日閲覧。
- ↑ “「次世代応援企画 break a leg」”. AI・HALL. 2019年10月3日閲覧。
- 1 2 “次世代応援企画break a leg について”. AI・HALL. 2023年12月7日閲覧。
- ↑ “劇場,音楽堂等の活性化に関する法律について”. 文化庁. 2019年10月3日閲覧。
- ↑ “劇場・音楽堂等機能強化推進事業ホームページ”. 独立行政法人 日本芸術文化振興会. 2019年10月3日閲覧。
- ↑ “関西旅公演に最適の厚遇企画、伊丹AI・HALLの次世代応援企画「break a leg」が2017年5月~6月開催分を公募開始”. fringe watch (2016年6月6日). 2019年10月3日閲覧。
- ↑ “施設概要”. AI・HALL. 2019年10月3日閲覧。
- ↑ “交通アクセス”. AI・HALL. 2019年10月3日閲覧。
外部リンク
[編集]- AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)
- 2026年3月閉館 AI・HALL(伊丹市立演劇ホール) アーカイブサイト
- アイホール (@ai_hall) - X(旧Twitter)
- アイホール問題を考える - 日本演劇学会研究集会(2021年12月5日)セッションの記録
