中国民航3303便墜落事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中国民航 3303便
事故機と同型の中国民航 トライデント
出来事の概要
日付 1982年4月26日
概要 パイロットエラー
現場 中華人民共和国の旗 中国広西壮族自治区 恭城県
乗客数 104
乗員数 8
負傷者数 0
死者数 112 (全員)
生存者数 0
機種 ホーカー・シドレー トライデント2E型
運用者 中華人民共和国の旗 中国民航広州(現:中国南方航空
機体記号 B-266
出発地 中華人民共和国の旗 広州白雲国際空港 (旧)
目的地 中華人民共和国の旗 桂林両江国際空港
テンプレートを表示

中国民航3303便墜落事故(ちゅうごくみんこう3303びんついらくじこ)とは、1982年4月26日中華人民共和国広西壮族自治区で発生した航空事故である。

事故の概要[編集]

1982年4月26日、広東省広州市広州白雲国際空港(旧)を出発し桂林市に向かっていた中国民航3303便はホーカー・シドレー トライデント2E型旅客機機体記号:B-266)で運行していた。

現地時間の午後4時10分に出発したが、桂林への着陸アプローチ中であった離陸から34分後に突如消息を絶った。3303便は午後4時45分ごろに桂林奇峰嶺空港から45Km離れた恭城県の山岳部に墜落した。

この事故で3303便に搭乗していた乗員8人と乗客104人の112人全員が犠牲になった。犠牲になった乗客の国籍は香港籍52人、中華人民共和国籍45人、在外華人5人、アメリカ人2人であった。

事故原因は、着陸アプローチ中に悪天候の為に自機の位置を誤認したパイロットエラーとされている。

外部リンク[編集]