リーチ麻雀世界選手権
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(世界リーチ麻雀選手権から転送)
リーチ麻雀世界選手権(英語: World Riichi Championship / WRC)とは、日本式リーチ麻雀の世界大会である。
歴史
[編集]第1回大会は、2014年7月16日から20日にかけて、フランスの麻雀組織「TNT French Riichi Mahjong Club」を主催しているQuentin ThomasとValérian Thomasによって開催された[1]。
第2回大会は、2017年10月5日から8日までアメリカのネバダ州ラスベガスで開催された[2]。
第3回大会は、2022年8月25日から28日までオーストリアのウィーンで開催された[3]。
第4回大会は、2025年7月1日から6日まで日本の東京都で開催される予定である[4]。
主な採用ルール
[編集]「WRCルール」を採用する[5][6]。日本プロ麻雀連盟の「連盟WRCルール」とは一部異なるが、概ね同じである[2]。
- 30,000点持ち30,000点返し
- 半荘または制限時間制。
- 赤牌は使用しない
- 一発・裏ドラあり
- 槓ドラ・槓ウラあり
- 同時ロンは頭ハネを採用(ダブロンなし)
- 喰いタンあり
- 平和自摸あり
- 国士無双での暗槓の搶槓は認めない
- 發なし緑一色を認める
- 役満の複合は認めるが、ダブル役満は採用しない
- 人和は満貫(4飜役)
- 嶺上開花自摸は2飜
- 数え役満は採用しない(11飜以上は三倍満止まり)
- 30符4翻・60符3翻は切り上げ満貫を採用
- 包あり(大三元、大四喜、四槓子に適用)
- 食い替え禁止
- あがりやめ・流し満貫・途中流局・飛びなし
- 連風牌の符対子は2符
- 順位点は「15/5/-5/-15」。同点の場合は順位点を按分。焼き鳥なし。
優勝者
[編集]回 | 優勝 | 2位 | 3位 | 4位 |
---|---|---|---|---|
1 | 山井弘 | 西島一彦 | 西川淳 | 桐山のりゆき |
2 | ともたけ雅晴 | 増田隆一 | 山田浩之 | 中村ゆたか |
3 | 奈良圭純 | 藤崎智 | COURTOIS,Valentin | ZUBENKO,Anna |
第1回世界選手権では、最優秀女性選手賞として総合11位の魚谷侑未プロが選ばれた。
会場
[編集]回 | 期間 | 開催地 | 会場 |
---|---|---|---|
第1回 | 2014年7月16日~20日 | フランス オー=ド=セーヌ県ピュトー | Mairie de Puteaux |
第2回 | 2017年10月5日~8日 | アメリカ合衆国 ネバダ州ラスベガス | Palms Resort and Casino Hotel |
第3回 | 2022年8月25日~28日 | オーストリア ウィーン | Intercontinental Hotel Vienna |
脚注
[編集]- ^ ケネス徳田 (2014年8月18日). “プロ雀士コラム/第1回リーチ麻雀世界選手権レポート”. 日本プロ麻雀連盟. 2022年9月10日閲覧。
- ^ a b 菅原千瑛 (2017年11月8日). “特集企画/第2回リーチ麻雀世界選手権レポート”. 日本プロ麻雀連盟. 2022年9月10日閲覧。
- ^ 和泉由希子 (2022年10月7日). “プロ雀士コラム/第3回リーチ麻雀世界選手権レポート”. 日本プロ麻雀連盟. 2024年3月4日閲覧。
- ^ “第4回リーチ麻雀世界選手権が2025年に東京で開催”. キンマWeb (2023年4月4日). 2024年3月4日閲覧。
- ^ “WRC Rules” (英語). World Riichi Championship. 2024年3月9日閲覧。
- ^ “麻雀ルール統一への道 世界選手権との統一”. note 近代麻雀黒木 (2022年9月18日). 2024年3月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- リーチ麻雀世界選手権公式サイト(英語)
- 第2回リーチ麻雀世界選手権公式サイト(英語)
- 第3回リーチ麻雀世界選手権公式サイト(英語)
- リーチ麻雀世界選手権 (@riichisekai) - X(旧Twitter)