一宮城 (尾張国)
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一宮城(いちのみやじょう)は、現在の愛知県一宮市にかつて存在した、戦国・安土桃山時代の日本の城(平城)である。
歴史[編集]
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尾張国の一宮である真清田神社の神主である関成重が、真清田神社、及びその領地を守るために築城する。関成重の子である関共成は、織田信長、豊臣秀吉に仕えたが、1584年(天正12年)の小牧・長久手の戦いにて戦死する。
その後、織田信雄の家臣である不破広綱が入城するが、1590年(天正18年)に彼が去ると一宮城は廃城される。
一宮城主の関氏は清和源氏の子孫である。森可成の娘が関小十郎右衛門共成に嫁いだ事から、森氏との関わりが深い。後に関氏から森氏に養子へ出されたり、家督を継ぐ事があった。
規模[編集]
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東西50m、南北90mの広さがあり、土塁や堀で囲まれていた。
現在[編集]
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三菱UFJ銀行一宮支店の玄関先に石碑がある。周辺は本町商店街になっており、城の形跡は全くない。近くにJR尾張一宮駅がある。