ワルミ大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
Japanese Route Sign Number 2.svgJapanese Route Sign Number 4.svgJapanese Route Sign Number 8.svg
沖縄県道248号標識
ワルミ海峡とワルミ大橋、嵐山展望台より撮影。

ワルミ大橋(ワルミおおはし)は沖縄県屋我地島名護市我部)と本部半島国頭郡今帰仁村天底)との間のワルミ海峡に架かる橋である[1]

概要[編集]

橋長315.0メートル、アーチ支間210.0メートルの上路式RC固定アーチ橋で、沖縄県道248号屋我地仲宗根線の一部を構成する[1]。2010年(平成22年)12月18日に開通した。合成鋼管アーチ巻立工法によるアーチ橋としては日本国内で最長、アーチ橋としても日本国内で5番目の長さの橋梁である[2]

ワルミ海峡(ワルミ水路)は、屋我地島の西側で東シナ海羽地内海とを隔てる海峡で、本部半島と屋我地島に挟まれている。この海峡は運天港の一部で、荒天時の避難泊地である羽地内海に出入りする船舶が通過する。ワルミ大橋の下に2,000トン級の船舶を通すために、橋の構造としては上路式アーチが採用された[3]。クリアランス高さは37.2メートルである[1]

ワルミ大橋の発注者は沖縄県、設計者は建設技術研究所・中央建設コンサルタント(本社:浦添市)の共同企業体、施工者は錢高組竹中土木國場組の共同企業体である[4]。ワルミ大橋の工事費用は45億円で[5]、県道248号屋我地仲宗根線全体の整備にかかる費用は80億円である[6]

ワルミ大橋は、2005年(平成17年)開通の古宇利大橋とセットでの整備が予定されていたが、用地取得問題で着工が大きく遅れた[5]。2009年(平成21年)12月8日に連結式が行われた[7]。2010年(平成22年)12月18日、開通式が行われ[8]、橋は午後5時から一般に開放された。

2011年(平成23年)6月10日に公益社団法人日本コンクリート工学会作品賞を受賞している。

参考文献[編集]

  1. ^ a b c (仮称)ワルミ大橋』(沖縄県公式サイト、2010年12月18日閲覧)
  2. ^ 前川智宏「ワルミ大橋の技術的特徴とこれまでの取り組み]」『しまたてぃ』(第51号、沖縄しまたて協会、2009年10月)
  3. ^ 「グラビア 沖縄インフラ整備の今を見る!!」『しまたてぃ』(第50号、沖縄しまたて協会、2009年7月)
  4. ^ 橋ものがたり - ワルミ大橋橋梁整備工事』(錢高組、2010年12月18日閲覧)
  5. ^ a b ワルミ大橋、今帰仁–屋我地着工へ」『琉球新報』(2006年8月25日、2010年12月18日閲覧)(2006年9月1日時点のアーカイブ
  6. ^ 県道屋我地仲宗根線・県道110号線バイパス・ワルミ大橋橋梁整備事業』(沖縄県土木建築部北部土木事務所公式サイト、2010年12月18日閲覧)(2010年3月17日時点のアーカイブ
  7. ^ 橋ものがたり - ワルミ大橋橋梁整備工事 - 第6回 ワルミ大橋工事終了/2009年12月』(錢高組、2010年12月18日閲覧)
  8. ^ ワルミ大橋開通 今帰仁村と屋我地結ぶ」『琉球新報』(2010年12月19日、2011年3月12日閲覧)

外部リンク[編集]

座標: 北緯26度40分03秒 東経127度59分42秒 / 北緯26.66750度 東経127.99500度 / 26.66750; 127.99500