リメンバー・ミー (2010年の映画)

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リメンバー・ミー
Remember Me
監督 アレン・コールター
脚本 ウィル・フェッターズ
製作 ニコラス・オズボーン
トレヴァー・エンジェルソン
製作総指揮 キャロル・カディ
ロバート・パティンソン
出演者 ロバート・パティンソン
エミリー・デ・レイヴィン
クリス・クーパー
レナ・オリン
ピアース・ブロスナン
音楽 マーセロ・ザーヴォス
撮影 ジョナサン・フリーマン
編集 アンドリュー・モンドシェイン
製作会社 アンダーグラウンド・フィルムズ
配給 アメリカ合衆国の旗 サミット・エンターテインメント
日本の旗 ツイン
公開 アメリカ合衆国の旗 2010年3月12日
日本の旗 2011年8月20日
上映時間 113分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 1600万ドル[1]
興行収入 $56,032,889[1]
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リメンバー・ミー』(Remember Me) は、2010年のアメリカの恋愛映画。

ストーリー[編集]

20世紀の頃。 人々はコンピューターに未来への希望を抱きつつ、同時にコンピューターに対する恐怖心も抱いていた。 科学技術の発展に従い、人類が作り出した存在によって自らの立場が脅かされるのではないだろうかと、危機感を持っていた。 だが、コンピューターの利便性は想像以上の物だった。 人々が忘れていく記憶を何時までも覚えていてくれる。 単純作業を何一つ文句を言うことなく、延々と、それも高速で、間違える事なく実行するコンピューター。 それだけではない。現実の世界とリンクするもう一つの世界、仮想現実の世界も生み出した。 さも人類とコンピューターとが共存しているように見えたが、単にその利便性故に恐怖心を忘れてしまっただけのようでもあった。 やがて人々は、人間の知識活動や創造的な分野をもコンピューターに任せるようになった。 多くの優れたモノが生まれたが、それと同時に失われたモノも多かった。 「時代の変化だ」と人々は考え、特に気に留める者は居なかった。 そして時は27世紀。 コンピューターは人々の過度な要求に耐えられなくなり、大いなる過ちを犯す。 人類は地球の主役の座を奪われ、その存在を隠し、ネットワークによって集約されたコンピューターの中では、人間とほぼ同等の知能を持ったデータ構造体〃プリズム〃が、そのシステムの崩壊を淳受できずにプロセスを繰り返していた。 少女が、システムの中で目を覚ます。 何度目かの覚醒を自覚する事無く、再び・・・・・・。

それから時が過ぎた30世紀。 両親の海外出張で日本に残された主人公は、1年間だけ母方の叔父の家に居候することになった。彼が転入した高校では、「雨の夜の午前0時に点いていないテレビで自分の顔を見つめると、別の人間が映る」という「マヨナカテレビ」の噂が流れていた。この噂は実際に起こりつつあった怪異の一端であり、マヨナカテレビの噂を確かめようとした主人公、陽介、千枝はテレビの中の異世界の存在を知ることになる。同時期に町で発生していた連続殺人事件とマヨナカテレビには関連があると睨んだ主人公たちは、異空間を探る中で「シャドウ」と呼ばれる化け物に襲われ、日常の裏にある世界の闇を垣間見ることになる。

怪異に触れることで、自らの抑圧された感情の化身を具現化して使役する「ペルソナ能力」を発現させた彼らは、警察に話しても信じてもらえないという考えから、秘密を共有する仲間と共に、事件や異世界に隠された真実を追うべく、自称「特別捜査隊」を結成することになる。主人公は表向きはごく普通の高校生として、学業や部活やアルバイトに励み、多くの人々と交流を築く一方で、放課後には仲間と共にシャドウが徘徊する異空間で戦い、事件に巻き込まれた人々を助け、事件の解決のために奔走する。

キャスト[編集]

批評[編集]

Rotten Tomatoesによると、127個のレビューのうち28%が本作に肯定的な評価を下し、評価の平均は4.3/10であると報告している。これを29人の高名な批評家によるレビューに限定すると、肯定的なのは24%で、評価の平均は4.7/10となる。同サイトは批評家の総意を「『リメンバー・ミー』はその誘導は好ましいものの、過剰に感傷的な脚本と不愉快ぎりぎりのどんでん返しに苦しんでいる」としている[2]Metacriticは29個のレビューに基づき、評価の加重平均値を40/100としている[3]

エンターテインメント・ウィークリー』のリサ・シュワルツバウムは「D+」の評価を下し、本作を「魅力的な人々にばかげた災難を降りかけるという不謹慎な仕掛け」だとしたほか、パティンソンの演技や脚本を批判した[4]。このほかにも多くの批評家がワールドトレードセンターで起きたアメリカ同時多発テロ事件の映画への利用を不謹慎かつ搾取的だとして批判している[5]。その一方で『ハリウッド・リポーター』のカーク・ハニーコットや『シカゴ・サンタイムズ』のロジャー・イーバートは映画を高く評価した[6][7]

参考文献[編集]

  1. ^ a b Remember Me” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2011年7月10日閲覧。
  2. ^ Remember Me (2010)” (英語). Rotten Tomatoes. Flixster. 2011年7月10日閲覧。
  3. ^ Remember Me” (英語). Metacritic. CBS Interactive. 2011年7月10日閲覧。
  4. ^ Schwarzbaum, Lisa (2010年3月10日). “Remember Me” (英語). エンターテインメント・ウィークリー. 2011年7月10日閲覧。
  5. ^ Reesman, Bryan (2010年3月15日). “Controversial 'Remember Me' Ending Dividing Critics and Audiences” (英語). Moviefone. AOL. 2011年7月10日閲覧。
  6. ^ Honeycutt, Kirk (2010年3月8日). “Remember Me” (英語). ハリウッド・リポーター. 2011年7月10日閲覧。
  7. ^ Ebert, Roger (2010年3月10日). “Remember Me” (英語). rogerebert.com. シカゴ・サンタイムズ. 2011年7月10日閲覧。

外部リンク[編集]