ユニウス氏族

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Giuseppe Crespi画、大地に接吻するブルトゥス (1725年)

ユニウス氏族 (: Gens Iunia) は、古代ローマ氏族王政ローマ最後の王ルキウス・タルクィニウス・スペルブスを追放し、共和政ローマを樹立したルキウス・ユニウス・ブルトゥスや、ガイウス・ユリウス・カエサル暗殺に関わったマルクス・ユニウス・ブルトゥスが知られる。

プルタルコスによれば、プレプス(平民)であったマルクス・ブルトゥスはルキウス・ブルトゥスの直系ではないとする説もあるが、ポセイドニオスはこの氏族をルキウス・ブルトゥスの生き残った三男の子孫であるとしており、ルキウス・ブルトゥスの胸像の面影を残しているという指摘もあったという[1]

パトリキ系[編集]

ブルトゥス家[編集]

プレプス系[編集]

ブルトゥス家[編集]

ブブルクス家[編集]

ペラ家[編集]

プッルス家[編集]

シラヌス家[編集]

ペンヌス家[編集]

その他[編集]

出典[編集]

  1. ^ プルタルコス対比列伝』ブルトゥス、1.6-8
  2. ^ MRR2, p. 40.
  3. ^ MRR2, p. 321.
  4. ^ MRR2, p. 67.
  5. ^ MRR2, p. 577.
  6. ^ MRR1, p. 477.
  7. ^ MRR2, p. 172.
  8. ^ a b MRR2, p. 442.
  9. ^ MRR2, p. 88.
  10. ^ MRR2, p. 470.
  11. ^ MRR2, p. 492.
  12. ^ MRR2, p. 134.
  13. ^ MRR2, p. 483.

参考文献[編集]

  • T. R. S. Broughton (1951). The Magistrates of the Roman Republic Vol.1. American Philological Association 
  • T. R. S. Broughton (1952). The Magistrates of the Roman Republic Vol.2. American Philological Association