メロディック・ハードコア
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メロディック・ハードコア (Melodic Hardcore) は、パンクのジャンルの一つ。略称は「メロコア」。
経緯
メロディック・パンク(ポップ・パンク)と混同されがちだが、NOFXやBAD RELIGIONといった代表的バンドの人脈からもわかるとおり、そのルーツは70年代のパンク・ロックではなく、80年代のハードコア・パンクにある。メロコアとは日本だけでの呼び名であるとの誤解が多いが、実際90年代初頭当時、マキシマム・ロックンロールやFLEXといったファンジン誌上では、BAD RELIGIONやNOFXといったバンドがmelodic hardcoreとしてレビューされていた。90年代半ば頃からNOFXあたりが当時完全に死語になっていた「パンク」ということばをあえて復活させたのは、ハードコアに付随するギャングやタフガイ・ハードコアやメタル的なイメージ(もちろんこれはまったくの誤解であるが)を嫌ったためと思われる。
日本のメロコアバンドについては日本のパンク・ロックを参照。
音楽の特徴
80年代ハードコア・パンクをルーツに、エレキギターの激しいリフをバックにしながら、ポップで叙情的なメロディラインを持つボーカルが歌うというのが特徴である。ギターの音作りは本来のオリジナルパンクよりもハードロックやヘヴィメタルに近い。
メロディック・ハードコアに分類されるバンド
- Bad Religion (バッド・レリジョン)
- Lagwagon (ラグワゴン)
- NOFX (ノーエフエックス)
- No Use For a Name (ノー・ユース・フォー・ア・ネーム)
- Pennywise (ペニーワイズ)
- Rise Against (ライズ・アゲインスト)
- Snuff (スナッフ)