マリナー3号

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ミッションの概要
名称 マリナー3号
アメリカ合衆国
目的 火星に接近して科学測定を行い、火星表面の写真を撮影し地球に送信する
宇宙機 Mariner 3
質量 260.8 kg
運用機関 JPL - NASA
打ち上げ機材 アトラス・アジェナ D
打ち上げ日時 1964年11月5日 19:22:05 UTC
打ち上げ場所 ケープカナベラル空軍基地 LC13
科学機器・技術実験
  1. テレビカメラ
  2. 磁力計
  3. プラズマ検知器
  4. 宇宙線望遠鏡
  5. 捕捉放射線検出器
  6. 宇宙線電離検出器
  7. 宇宙塵検出器

マリナー3号(マリナー3ごう、Mariner 3)は、初の火星フライバイを目的とした、マリナー計画火星探査機である。1964年11月5日に打ち上げられたが、打ち上げ用ロケットの先端にある衛星シュラウド(覆い)を完全に開くことができず、火星へは到達できなかった。太陽電池板から電力が供給されなかったため、バッテリーが尽きると共に機能停止し、現在は太陽軌道上にある。3週間後の1964年11月28日に同型のマリナー4号の打ち上げが成功し、火星へ向かう8ヶ月間の飛行に旅立った[1]

脚注[編集]

  1. ^ マイケルゴーン; 毛利衛 (2006). NASA. 石田尾美里. トランスワールドジャパン. p. 155. ISBN 9784925112819. https://books.google.co.jp/books?id=nyu9nZSjDckC&pg=PT155#v=onepage&q&f=false 

関連項目[編集]