マイスナー神経叢

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ウサギのマイスナー神経叢

マイスナー神経叢(マイスナーしんけいそう、英語: Meissner's plexus, ドイツ語: Meissner-Plexus)は、小腸に配分する神経叢のひとつである。粘膜下神経叢ないしマイスネル神経叢ともよぶ。解剖学者ゲオルク・マイスナーによって発見された。

小腸の神経は、上腸間膜動脈の周囲にある副交感神経神経叢から延展する。ここを出発点として、神経は、輪走筋と縦走筋の間にある、神経線維や神経節が集まってできた筋層間神経叢(アウエルバッハ神経叢)へと延び、ここから神経が小腸の筋層へと分枝している。さらにここから、副次的な神経叢である粘膜下神経叢(すなわちマイスナー神経叢)が延びている。この神経叢は、輪走筋線維を貫いて延びてきた神経の枝で形成される。この神経叢は、小腸の粘膜層の下層に位置する。また、神経節をも含み、ここから神経線維が粘膜筋板や粘膜層へと延びる。粘膜下神経叢の神経束は筋層間神経叢のものよりも細い。

この神経叢のはたらきは、消化管上皮に存在する各種の細胞と筋層の平滑筋とを刺激することである。

参考文献[編集]

  • フランク・H.ネッター『ネッター解剖学アトラス 原書第4版』相磯貞和訳、南江堂、2008年、図326

外部リンク[編集]