マイク・ドロップ

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2016年のホワイトハウス記者協会ディナーでのバラク・オバマ大統領による「マイク・ドロップ」パフォーマンス

マイク・ドロップ (Mic Drop) は、パフォーマンスやスピーチの最後に意図的にマイクロフォンを落として勝利をアピールするジェスチャーである。イベントの成功や勝利を表す表現であり、自分のパフォーマンスに対する自信を示している。[1]

歴史[編集]

1980年代にラッパーコメディアンが主にこのパフォーマンスを披露したのがはじまりとされる。1983年にはエディ・マーフィが、自身の出演するスタンドアップショー「Delirious」で見せたマイクドロップは初期の姿の一つである。

時は流れ、マイクドロップは2012年から大々的な人気を謳歌している。2012年、元米国大統領バラク・オバマが「レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン」で見せたマイクドロップは、インターネット上でミームとなった。

2016年4月1日、Googleはエイプリルフール記念に、Gmailの「マイクドロップ」機能を導入した。ユーザーが返信を送信するときに、マイクドロップをするミニオンズのキャラクターのGIFファイルを同封して送ると、以後そのメールの受信者から来る返信を一切見ることができなくなる(迷惑メール防止機能)。

脚注[編集]

  1. ^ 'Cat café' and other words added to OxfordDictionaries.com”. Oxford Dictionaries (2015年8月27日). 2017年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月1日閲覧。