ボツフィヨール
ボツフィヨール市 Båtsfjord kommune | |||
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位置 | |||
フィンマルク県の位置 | |||
ボツフィヨールの位置 | |||
座標 : 北緯70度29分31秒 東経29度56分20秒 / 北緯70.49194度 東経29.93889度 | |||
行政 | |||
国 | ノルウェー | ||
県 | トロムス・オ・フィンマルク県 | ||
市 | ボツフィヨール市 | ||
首長 | ガイル・クヌートセン(2011年 - ) (労働党) | ||
地理 | |||
面積 | |||
市域 | 1,433.21 km2 | ||
陸上 | 1,419.77 km2 | ||
水面 | 13.44 km2 | ||
人口 | |||
人口 | (2021年現在) | ||
市域 | 2,200人 | ||
人口密度 | 1.5人/km2 | ||
その他 | |||
等時帯 | CET (UTC+1) | ||
夏時間 | CEST (UTC+2) | ||
ノルウェー統計局のサイトより | |||
公式ウェブサイト : www.batsfjord.kommune.no/ |
ボツフィヨール(ノルウェー語: Båtsfjord)は、ノルウェーのトロムス・オ・フィンマルク県にある基礎自治体(以下、本稿では便宜上「市」と表記する)。行政の中心地はボツフィヨール村である。
1868年にヴァードーからヴァードー・ヘレ(ヴァードー農村地域)として分立し、1957年にボツフィヨールに改称された。半島の北東部分は1964年1月1日にヴァードーへ返還された。
アメリカのテレビアニメ「メタロカリプス」の第一回 The Curse of DethKlok の舞台になった。
基礎情報[編集]
地名[編集]
地名は古ノルド語で「フィヨルドの奥」という意味の Botnsfjorðr からきている。
紋章[編集]
現在の紋章は1985年4月19日に制定された。この地域における漁業ならびに水産加工業の重要性を表すため、釣り針が描かれている。針の形状はこの地で出土した石器時代のものを模した[1]。
地理[編集]
ヴァランゲル半島の北東部に位置する。かつては不毛な沿岸部に複数の村があったが、後に入り江のボツフィヨルド町に集約された。近年ではボツフィヨルド空港が開港し、港に沿岸急行船「フッティルーテン」も停泊する予定。
海沿いにはハムニングベルグという廃漁村がある。村の木造住宅は多くが19世紀に建てられたが、第二次世界大戦の空襲を免れたため今でもよく保存されており、人気の観光スポットになっている。夏には滞在もできる。
市内には県内最高峰のオルド山 (400m) がある。また、シルテフィヨールズタウランには世界最北のカツオドリの営巣地がある。その数は1961年の2羽から次第に増え、今では300つがい以上が生息している。
脚注[編集]
- ^ Norske Kommunevåpen (1990年). “Nye kommunevåbener i Norden”. 2008年12月8日閲覧。