ペコス・ビル

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ペコス・ビル(Pecos Bill)は、アメリカ合衆国の伝説上のカウボーイである。西部開拓時代を舞台としたホラ話によく登場する。日本語では、ペイコス・ビルと表記する場合もある。テキサス州などの南西部に古くから伝わる話で、彼は西部開拓時代の最強の英雄の一人である。 彼にはスルーフット・スーという妻もいる。

概要[編集]

次のような特徴を語られる。

  • コヨーテに育てられた。
  • 身長が2メートル以上ある。
  • 気は優しくて力持ち。
  • 投げ縄の腕は超一流。
  • として、ガラガラヘビを使っている。
  • 投げ縄で竜巻を捕まえた。
  • 竜巻を野生馬のように乗りこなした。
  • リオ・グランデ川を掘った。
  • カウボーイの歌を作った。
  • 愛馬の名前は、ウィドウメーカー (Widowmaker、直訳すれば「未亡人作り」だがこれはウィドウメーカーに乗ろうとした人間が皆殺され、妻だけが残ったことから)。
  • 恋人の名前は、スルーフット・スー (Slue-Foot Sue), 彼女は巨大なナマズに乗ってリオ・グランデを下った。彼女を見たとき、彼は群れで釣りをしていた。

参考書籍[編集]

  • ほら話の中のアメリカ - 愉快な英雄たちの痛快伝説でつづるアメリカの歴史 ISBN 9784590011912

関連項目[編集]