ヘルシンキ現代美術館

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ヘルシンキ現代美術館
外観
ヘルシンキ現代美術館の位置(ヘルシンキ内)
ヘルシンキ現代美術館
ヘルシンキ内の位置
ヘルシンキ現代美術館の位置(ヘルシンキ郡内)
ヘルシンキ現代美術館
ヘルシンキ現代美術館 (ヘルシンキ郡)
ヘルシンキ現代美術館の位置(フィンランド内)
ヘルシンキ現代美術館
ヘルシンキ現代美術館 (フィンランド)
施設情報
開館 1998年
所在地 Mannerheiminaukio 2 00100 Helsinki
位置 北緯60度10分18秒 東経24度56分13秒 / 北緯60.17167度 東経24.93694度 / 60.17167; 24.93694座標: 北緯60度10分18秒 東経24度56分13秒 / 北緯60.17167度 東経24.93694度 / 60.17167; 24.93694
外部リンク 公式ウェブサイト
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ヘルシンキ現代美術館(ヘルシンキげんだいびじゅつかん、Kiasma、NYKYTAITEEN MUSEO KIASMA、キアズマ)は、フィンランド共和国ヘルシンキの目抜き通り、マンネルヘイム通りフィンランド語版にある現代美術専門の美術館である。フィンランド・ナショナル・ギャラリーのコレクションのうち現代美術作品を収蔵・展示している。現代美術に関する教育・普及を図るほか、市民の憩いの場、待ち合わせ場所、美術体験の場としての機能も期待されている。『キアズマ』の名は交差地点(特に視神経の交差部分)を意味する "chiasm" に由来する。

沿革[編集]

1992年建築設計競技が行われ、フィンランドなどスカンジナビアゆかりの建築家の勝利が期待されたが、翌年アメリカ人建築家スティーヴン・ホールの案『chiasma』が勝利し、設計者に選ばれた。この結果をめぐりフィンランド国内には議論もあったが、この建物はスティーブン・ホールの代表作になっている。また、中央郵便局とカール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム騎馬像との間の敷地に建設されることは、来館に便利な立地である反面、「敷地が狭すぎる」「マンネルヘイム像の周囲の環境にそぐわない」などとの批判を建設前・建設中に浴びていた。美術館の完成・開館は1998年5月であった[1]

コレクション[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ブルーガイド編集部『ブルーガイドわがまま歩き40 フィンランド』実業之日本社、2015年、70頁。ISBN 978-4-408-06013-2 

関連事項[編集]

外部リンク[編集]