ヘビクイワシ
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ヘビクイワシ Sagittarius serpentarius
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| 保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
| VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Sagittarius serpentarius (Miller, 1779) | ||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||
| ヘビクイワシ(蛇食鷲) | ||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||
| Secretary bird |
ヘビクイワシ(蛇食鷲、Sagittarius serpentarius)は、タカ目ヘビクイワシ科ヘビクイワシ属に分類される鳥類。本種のみでヘビクイワシ属を構成する。
名称[編集]
和名の「蛇食い鷲」は、蛇を蹴り弱らせて食べる姿に由来している。フランス語名のsecrétaire、英名のsecretary bird 等は「書記官の(ような鳥)」といった意味で、これを訳して日本語でも書記官鳥と表現されることがある。書記官という言葉が名前に使われるようになった理由には「冠羽が書記用の羽根ペンを連想させるから」という説と、「鳥の狩猟者」を意味するアラビア語: اﻟﺼقر الطير((aṣ-)ṣaqr aṭ-ṭayr)の音訳が民間語源化を経て定着した形であるという説がある。
分布[編集]
アフリカ大陸中部以南
形態[編集]
全長:100-150cm。翼開張:200cm。体重:2-4kg。メスよりもオスの方が大型になる。全身は灰色の羽毛で覆われ、風切羽は黒い。後頭には黒い羽毛が伸長して冠羽となる。眼の周囲には羽毛が無く、オレンジ色の皮膚が露出する。後肢は非常に長い。
生態[編集]
サバンナに生息する。単独もしくはペアで生活するが、野火が起こると、火から逃れて草むらから飛び出す獲物目当てに集まり、集団で観察されることもある。地上を徘徊して獲物を捕らえるが、翼が退化して飛べないタカヘやダチョウなどとは異なり、飛翔能力はある。
パフアダーなどの蛇を捕食する際、その頭部に連続で蹴りを入れ、弱らせてから食べる習性が知られているが、蛇を専門的に狙うわけではなく、昆虫、爬虫類、鳥類とその卵、ネズミやウサギなど幅広い動物性の餌を食べる。獲物を蹴飛ばす際には翼を左右に広げてバランスをとり、ソウゲンワシなどと獲物を取り合いになった時は、飛び上がって蹴り、追い払う。獲物を掴んで上空から落としてから食べることもある。
繁殖形態は卵生。ペアは一生解消されない。樹上に木の枝を組み合わせた巣を作る。巣は同じ物を使い続けるため、時に巨大な巣を形成することもある。
スーダンの国章(1969〜1985年)
人間との関係[編集]
日本国内では東武動物公園では日本初の人工育雛に成功しており、千葉市動物公園で飼育下繁殖に成功している。静岡県掛川市に2003年開園した鳥類、植物のテーマパーク「掛川花鳥園」では、同園で飼育されている「キックちゃん」によるショーで、得意技のキックを間近に見ることが出来る。
また南アフリカやスーダンの国章デザインの一部に組み込まれている。
参考文献[編集]
- 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科7 鳥I』、平凡社、1986年
- 中村登流監修 『原色ワイド図鑑4 鳥』、学習研究社、1984年、109、221頁。
- 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館、2002年、127頁。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- CITES homepage
- IUCN Red List - Home Page -
- BirdLife International 2008. Sagittarius serpentarius. In: IUCN 2009. IUCN Red List of Threatened Species.