プロジェクト:鉄道/駅

駅記事のガイドラインについて

記事のスタイル

駅の記事はおおむね以下のスタイルで書かれます。一口に駅と言っても多種多様ですから、必ずしもこのスタイルに収まっているとは限りませんが、見出しやその内容についての基本的な流れをつかんでみてください。

  • 駅を代表する画像。
  • 駅の基礎情報。
    • 駅名・よみがな・ローマ字等
    • 所在地・所属事業者・所属路線
    • 駅構造
    • 隣の駅など

⇒解説

導入部
スタイルマニュアルに従い、駅名・所在地・所属事業者等、駅記事の定義を示します。同名の駅などがある場合は、必要に応じてTemplate:Otherusesを用いて、他の記事や曖昧さ回避へ誘導します。
また、駅名はしばしば改称されることがあります。過去の駅名はリダイレクトとして転送されてきますので、読者が混乱しないよう、リダイレクト元の名称が改称前のものであることを触れておきましょう。⇒解説

目次
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== 概要 ==
概要節は以下の目的を持ちます。
  • 駅の位置付けや簡単な歴史に触れ、導入部を補足する。
  • 記事全体をおおまかに示す。
  • 乗入路線が複数ある場合は、それらを列挙し簡潔に示す。
概要節は記事を要約するのが目的です。したがって、導入部ですべて記述できるほどの小さな記事の場合は、必ず概要を設ける必要はありません。⇒解説
== 駅構造 ==
駅舎や改札口、プラットホームの構造などを解説します。
のりばの節を設けて、各のりばごとの行先などを示すことも行います。
== 歴史 ==
駅についての歴史を示します。年表が箇条書きで書かれていることが多いですが、文章を加えて変遷のポイントを明確にすると読みやすい記事ができます。歴史の古い駅では、年代ごとに小見出しを設けるのも一つの方法でしょう。
== 利用状況 ==
統計資料などを元に、駅の利用者数について記述します。資料によって、乗降客であるもの、乗客数のみであるもの、乗換客を含むもの、含まないものがありますので、明確にしておきましょう。
最新の統計のみならず、乗客数の変遷を図表等で示すと、興味深い記述ができます。
== 駅周辺 ==
駅の立地に始まり、駅周辺の土地利用や周辺施設の特徴などについて触れましょう。
駅周辺施設の箇条書きに終始している記事も見られますが、文章での解説を中心に据えるよう努めてください。ここでも、周辺地域の歴史について触れておくのもよいでしょう。
== バス路線 ==
== 隣の駅 ==
隣接する駅を列車種別ごとに所定の書式で並べます。複数の路線がある場合は、路線ごとに示します。
隣の駅の書式については、さまざまな議論を経て合意がなされていますので、解説にしたがって記述するようにしましょう。
== 出典・脚注 ==
Wikipedia:出典を明記するに従い、記事の執筆に用いた参考資料や出典を示します。
脚注の記述の方法については、Help:脚注が参考になります。
== 関連項目 ==
駅およびその周辺に関連した記事のリンクを箇条書き形式で並べます。
一見して関連のわからない記事には補足説明をつけておくと、関連性が読者に伝わります。
== 外部リンク ==
駅の公式ウェブサイトなど。Wikipedia:外部リンクを参考に。
鉄道路線テンプレート
所属路線の駅を集めたテンプレートを貼り付け、他の駅記事へのリンクを容易にします。
複数路線がある場合は、複数の路線テンプレートを貼り付けます。

解説

導入部

スタイルマニュアルによれば、導入部の目的および書式は次のようになります。

  • その記事で何が取り扱われているのかを、読者に対して明確にすること。
  • 第一文には記事の主題の定義を記す。
  • 記事の簡潔な概要を記す。
  • 主題の別名や、間違いやすい範囲外の内容なども合わせて記述する。
導入部の例
導入部の長さ
駅記事の導入部では、駅名・所在地・所属事業者を示した定義文の1文のみ、としているケースが多く見られます。しかし、必ずしも1文で済ませる必要はなく、複数の文、複数の段落にわたっても構いません。その駅ならではの特徴を示すと、読者が目的の記事であるかどうかを判別しやすくなります。
一方で、あまりに細かな内容、一読しただけでは読者が理解できない記述は避けましょう。駅の記事は、鉄道に詳しい人、その地域に詳しい人だけが読むものではありません。事例としては次のようなものがあります。適切なセクションに移動しましょう。
  • 構内にトイレがある。』 →細かすぎる内容。
  • トランパスが利用できる。』 →地元以外の人にはわからない。
リダイレクトの処理
駅名は改称されたり、駅そのものが統合されることがあります。また、複数の駅を一つの記事で取り扱っているケースも見られます。この場合、改称前の駅名などはリダイレクトとして転送されますが、転送先の記事でその旨をきちんと書いておきましょう。
  • ○○駅(まるまるえき)は、△△県○○市にある◇◇鉄道の駅。19xx年××駅(ばつばつえき)として開業し、所在地自治体の合併にともない、20yy年に○○駅に改称された。
曖昧さ回避
同名の駅、紛らわしい駅名などがある場合、Template:otherusesを用いて適宜誘導をします。
ただし、かっこ書きで曖昧さ回避がなされている駅名は、曖昧さ回避をしないのが通例です。
曖昧回避 回避の理由 事例
会社ごとに別の駅名を持つ場合。 名古屋駅近鉄名古屋駅名鉄名古屋駅
駅名の文字が紛らわしい場合。 小路駅少路駅
駅名が所在地と一致していない場合。 リヨン駅リヨン・ペラーシュ駅リヨン・パールデュー駅
× ()書きで曖昧さ回避がなされている場合。 京橋駅 (東京都)京橋駅 (大阪府)
京橋駅が曖昧さ回避として存在するため)

駅情報テンプレート

駅情報テンプレートは、駅の基礎情報を定まったフォーマットで表示するものです。中間駅だけでなく、複数の路線が乗り入れる駅でも利用できます。詳しい使い方は、Template:駅情報をごらんください。

不自然な改行の例。画像の位置を変えることで解消できる。
レイアウトの乱れに注意
駅情報テンプレートはすべての項目を記入すると、かなりのスペースを取ります。短い記事や、多数の画像が張られている記事、テンプレートが複数枚貼られている記事などでは、記事のレイアウトが大きく乱れる場合があります。たとえば、本文に不自然な改行が開いたり、画像とテンプレートが干渉したりするなどです。
プレビューで確認するのはもちろんですが、読者の閲覧環境は様々です。ブラウザの大きさを変えてみたり、文字の大きさを変えてみるなどして、レイアウトに大きな乱れがないか確認してみましょう。
レイアウトが乱れる場合は、画像の位置の変更を試してみましょう。また、複数のテンプレートを集約したり、不要と思われる画像を整理したりするのも解決方法のひとつですが、事前にノートで提案を行うなど、編集合戦にならないよう気をつけてください。加筆によって、画像やテンプレートに負けない分量の本文を作り上げるのもよい方法です。
駅を代表する画像について
駅情報テンプレートには、駅を代表する画像を1枚載せることができます。その駅を特徴的に表す写真として、駅舎や構内の全景などが一般に用いられています。
その一方で、必ず貼らなければならないものでもありません。たとえば、次のようなケースが考えられます。
  • 代表的な写真が複数あり、一つに決められない場合
  • 地下駅などで、駅を示す特徴的な写真がない場合
前者は複数の鉄道事業者がそれぞれ駅舎を持つような場合です。駅を代表する写真が複数になり、一つに決められないというケースです。このような場合、テンプレート内に写真は貼らずに、テンプレートの下に複数の写真を配置すると、記事の見通しがよくなります。
後者の地下駅などのケースでは、明確な駅舎がなかったり、構内全体がわかる写真が撮れない場合があります。改札口や地下へ向かう出入口の写真を貼っている記事も見られますが、駅を代表する写真と言えるかどうかを考え、駅構造駅周辺に移動することも検討してみましょう。
いずれのケースでも、写真にこだわらず、駅の位置を示す地図を載せてみるのも一つの方法です。

概要