プラチナウインド

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プラチナウインド
〜星の詩が聞こえたら〜
対応機種 Windows95/98/Me/2000/XP
発売元 CLOVER
ジャンル ADV
発売日 2002年12月20日(交換開始日)
価格 非売品(他ソフト購入特典)
レイティング 18禁
キャラクター名設定 不可
エンディング数 6
セーブファイル数 99
メディア CD-ROM 2枚
画面サイズ 800×600
BGMフォーマット DirectSound
キャラクターボイス 女性キャラフルボイス
CGモード あり*
音楽モード あり*
回想モード あり*
メッセージスキップ あり
オートモード なし
備考
  • 一度クリア後に追加される「EXTRA MODE」内。

プラチナウインド 〜星の詩が聞こえたら〜』(プラチナウインド ほしのうたがきこえたら)は2002年12月20日CLOVERより特典ソフトウェアとしてプレゼントされた(後述)18歳未満購入禁止(18禁)のパソコンゲームアダルトゲームソフト。ジャンルはファンタジーADV。対応OS日本語Microsoft Windows 95/98/Me/2000/XP。CD-ROM2枚。販促キャンペーン用のソフトとして、リリースされている。

概要[編集]

2002年12月20日CLOVERブランドより発売された、モルダヴァイトさよらなエトランジュの2本を購入し、応募券を郵送、ないしはCLOVERが参加しているイベントにて、応募券と直接交換することで入手できた。本作は、萌木原ふみたけがメインの原画として、初めて参加したといって良い作品である。

あらすじ[編集]

小さいながらも、魔法の力によって栄えている王国『カルテット』。 この地域だけで起こる、街を覆う神秘の光・・・『プラチナ』。

夜を彩る淡い光がやさしく包むこの街に、一人の青年が帰ってきた。彼の名はアルフ。高名なる錬金術師ゼフォナイツから錬金術を学び、故郷に10年ぶりに帰ってきた。彼には胸に秘めた2つの想いがあった。ひとつは偉大な錬金術師であった祖父を超えるものを作り出すため。そして、もうひとつは、幼なじみのミルファに会うため・・・。

物語は、錬金術師アルフが、故郷であるカルテットに帰って来たところから始まる。幼なじみ王女ミルファや、白魔術師を目指すシリル、小さな占い師リタ、凄腕剣士ファニール、獣人の少女パーシィ、『ブリキ』と呼ばれる魔法人形のカナナの6人のヒロインと、日々を過ごしながら、特定のヒロインと仲良くなり、そして魔法の国ならではの、個々が抱える問題に2人で向き合うこととなる。


登場人物[編集]

メインキャラクター[編集]

アルフ・ファクト(:-)
本編の主人公。偉大なる錬金術師ファクトの孫にして、自身も錬金術を修めている。帝国の高名な錬金術師ゼフォナイツ伯から錬金術を学び、10年ぶりに故郷のカルテットに帰ってきた。錬金術師としての腕前はかなりのもので、その気になれば宮廷魔術師にもなれたのだが、それを蹴り、自宅で錬金術の研究をする傍らで、魔法具の修理(主に魔力灯)で生計を立てている。
ミルファ(声:吉田皐月
舞台となるカルテット王国の第一王女。・・・なのだが、「お姫様」というイメージからは程遠く、きまぐれだったり、一途だったり、甘い物が好きだったりする「普通の女の子」である。また、主人公のアルフとは幼なじみであり、昔から、街や野山を遊び回っていた仲である。現在も国王の黙認の下、城下町を護衛もつけずに歩き回り、主人公のアルフの家に入り浸っている。彼女の明るく優しい人柄のためか、城下町の住人たちには非常に人気がある。芯が強く、「王女なんかガラじゃない」と思いつつも、王族としての義務を果たすことには、強い責任感を持っている。街の東の丘の上にある「星風の塔」の下で、10年ぶりにアルフと再会したところから、物語が始まる。
シリル(声:木葉楓
昔、アルフの祖父ファクトに白魔術の才能があると言われ、白魔術を学ぶため、ファクトを頼ってカルテットに家出してきた少女。責任を感じたアルフが、亡くなった祖父の代わりに自宅の部屋の一室を提供し、魔術学校入学への口利きもしてあげた。まだ、魔術の腕は未熟だが、潜在能力はかなりのもの。帝国のお嬢様であり、ミルファよりも貴族としての気品に満ちている。しかし、怒らせると非常に怖く、モラルには非常にうるさい面がある。また、メイド長のばあやに教わっていたため、家事全般が得意。世話になっている恩返しにと、アルフ家の家事を一手に引き受けている。
リタ(声:北都南
かつては世界でも五指に入ると言われたマスター・レビの孫娘。現在、城下町の一角で、黒魔術と占いの店をたった一人で営んでいる。黒魔術師としては未熟だが、占いの腕はある。性格は騒がしくて慌て者。また、非常に思いこみが激しい面もある。その性格故に周囲に迷惑をかけることもしばしば。
ファニール(声:岬友美
カルテットの「護民兵」を勤める女性。剣技に優れ、責任感が強く自分に厳しい一方で、部下や他人に優しく人望がある。だが、普段はボ~っとしており、よく天然ボケが入る。また、重度の方向音痴でもある。隠密行動が極度に苦手であり、アルフとミルファにはあっさりと看破された。血のつながらない妹のパーシィを本当の妹のように可愛がっている。
パーシィ(声:野神奈々
カルテット新興地域のペットショップで働いている獣人の少女。ファニールの義妹でもある。天真爛漫、甘えん坊で、姉妹そろって天然ボケ風味である。暇があれば、動物を使役する魔法技術「ビーストテイマー」の修行を森でしているものの、めぼしい成果はなかなか上がらないでいる。老犬パフと常に一緒に行動していて、「どっちが主人かわからない」ほど、お互い深い信頼関係にある。
カナナ(声:乃嶋架菜
アルフの祖父ファクトが作った「ブリキ」という魔法人形の中の一体。一年前の魔女祭に、どこからともなく現れた201体目のブリキである。他のブリキたちとは違い、豊かな感情をもち、作られたときの記憶などを一切失っている。商店街の真ん中で雑貨屋を営む彼女は、世話好きでしっかり者である。背中のゼンマイがとても敏感で、さわられるだけで壮大にくすぐったがるという弱点を持つ。同人サークルZIPPurism×Egoistの背景CG中に、彼女を見ることができる場面が存在する。

サブキャラクター[編集]

レオン(声:-)
カルテットの若き宮廷魔術師。アルフ、ミルファの幼なじみでもある。アルフとはライバル同士であり、魔術の腕はかなりのものがある。割とかっこいいのだが、ミルファのお目付け役をやらされたり、アルフの家に使いに出されたりと、何かと苦労人である。
国王バート1世(声:-)
カルテットの国王にして、ミルファの父。自由奔放な言動で回りを煙に巻いており、ミルファを放任主義で育てた張本人。普段はわかりにくいが、実は隠れた名君であり、外向きの顔をする時は、凛々しく聡明な国王となる。なお、本編をやっただけではわからないが、コンスウェイラ宰相を少なからず想っているフシがある。
コンスウェイラ宰相(声:北都南
カルテットの女宰相。非常に有能な宰相であり、国王が能天気でいられるのも、すべてこの宰相のおかげである。常に冷静沈着で、国王を上手く丸め込む術に長けている。頭が固い人物に見られがちであるが、アルフやミルファに一定の理解も示す人物である。国王のことについても、まんざらでもない様子。

ショートストーリー[編集]

公式・非公式に外伝が4編存在する。後者2編は、萌木原ふみたけ自身が同人サークルZIPの同人誌として、「Thank you My Platinum lights」で描いたストーリーである。

大人の絵本(公式)
電撃姫にて連載された、アルフのカナナへのイタズラ妄想話。絵本形式である。「プラチナウインドコンセプトワークス」にも収録されている。
悪夢の一日(公式)
「プラチナウインドコンセプトワークス」の書き下ろし小説。カルテットのドタバタな日常が描かれている。国王の内面が描かれるのはこの話である。
ぱーしぃのテイミング(非公式)
パーシィとファニールとの日常を描いたお話。アルフがパーシィのテイミングでひどい目に合わされる。
Thank you My Platinum lights(非公式)
アルフとミルファの過去の出来事と、二人が恋人同士になった後の話。非公式なストーリーではあるが、ミルファが「普通の女の子」になった理由が明かされるのは、本編ストーリーでは無く、この話の中だけである。

制作スタッフ[編集]

関連商品[編集]

  • 『Platinum Wind concept works』プラチナウインドコンセプトワークス(株式会社オービット刊、2003年8月15日発売)
  • プラチナウインド サウンドトラック(株式会社オービット、2002年12月28日発売)

外部リンク[編集]