ブー・ラドリーズ
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ザ・ブー・ラドリーズ | |
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出身地 |
イギリス リヴァプール |
ジャンル |
オルタナティヴ・ロック シューゲイザー ブリットポップ |
活動期間 | 1988年 - 1999年 |
レーベル |
クリエイション・レコーズ ラフ・トレード・レコード |
旧メンバー |
サイス マーティン・カー ティモシー・ブラウン スティーヴ・ヒューイット ロブ・シーカ |
ザ・ブー・ラドリーズ(The Boo Radleys)は、イギリス・リヴァプール出身のロックバンド。
来歴
1988年結成。1990年に地元のインディーレーベルから、ミニアルバム『イカボッド・アンド・アイ』を発表しデビュー。プレスからはマイ・ブラッディ・ヴァレンタインなどを中心とした当時のシューゲイザー・バンドのひとつとみなされていた。このアルバム発表後、ドラムのスティーヴ・ヒューイットが脱退(後にプラシーボに加入)、後任にロブ・シーカが加入。
クリエイション・レコーズと契約し、1992年に初のフルアルバム『エブリシング・オールライト・フォーエバー』をリリース。続く1993年の『ジャイアント・ステップス』(ジョン・コルトレーンの同名アルバムが由来)では、レゲエやハウス、フォーキーなサウンドを取り入れ、NMEのアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得するなど高い評価を得る。セールス的にも全英17位とブレイクの兆しを見せる。
1995年には、シングル「ウェイク・アップ・ブー!」がトップ10ヒットとなり、ブリットポップの幕開けを告げた。 同年発表の『ウェイク・アップ!』では、ハーモニーやホーン・セクションをも導入し、リヴァプールの伝統を感じさせるポップ・サウンドへと方向転換。これが功を奏し、アルバムは全英1位を獲得。
1996年、『カモン・キッズ』を発表するも、全英20位と失速。1998年のラスト・アルバム『キングサイズ』では、ブレイクビーツを取り入れるなど新たな一面を見せたものの、かつてのような評価を得ることなく全英62位に沈み、翌年突然の解散を発表した。
ウェイク・アップ・ブー!
- 彼らの代表曲「ウェイク・アップ・ブー!」は、「史上もっとも気分が良くなる曲」として認定されるなど、バンド以上に知名度の高い曲である[1]。イントロの部分が番組のBGMとして使われることが多く、「きよしとこの夜」のテーマソングとしても使用されていた。
関連項目
- ラーズ - 「ゼア・シー・ゴーズ」 - "There She Goes"