フリーキック (サッカー)

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フリーキック
2007年4月13日リヴァプールFCマンチェスター・シティFCの際のリヴァプールのディフェンス(壁)

サッカーにおけるフリーキックFree Kick)とは、試合中に何らかのファウル、不正行為が行われた時、反則を受けた側が反則を受けた地点から相手の妨害を受けない形でキックする事によってプレーを再開するルールである。

概要[編集]

サッカーにおけるフリーキックは直接ゴールを狙う事が許される直接フリーキックと、2人以上のプレーヤーがボールに触れないとゴールが認められない間接フリーキックに分けられる。ペナルティーキックもフリーキックの一種であるが、これはその項目に譲る。

ルール上の規定[編集]

サッカーのルールとなるLaw of the Game日本サッカー協会では「サッカー競技規則」)では第13条フリーキックFree Kick)に於いて規定がなされている。

尚、どのようなファウル、不正行為が直接フリーキック、間接フリーキックに相当するかは第12条の「ファウル、不正行為」に於いて定められている。詳細についてはファウル (サッカー)を参照されたい。

直接フリーキックに相当するファウル、不正行為[編集]

相手を蹴る、躓かせる、飛び掛る、チャージする、殴る、押す、抑える、つばを吐きかける、ボールに行っていないスライディングタックル、ハンドが直接フリーキックに相当する。

間接フリーキックに相当するファウル、不正行為[編集]

又、間接フリーキックは主にゴールキーパーの不正行為に対して、相手チームに与えられるもので、ゴールキーパーがボールを手から離すまでに6秒以上掛かる、ボールを手から離して相手プレーヤーが触れる前に再び手で触れる、バックパスを手で触れる、味方プレーヤーのスローインを直接手で触れる。といった行為に対して与えられるものである。

ペナルティエリア内においてゴールキーパーが味方の選手のバックパスを手で触れてしまうと間接フリーキックとなるが、その場合はどんなにゴールに近い位置でも間接フリーキックになる。当然フリーキックなので間接フリーキックを与えてしまった側も壁を作ることが出来る。

又フィールドプレーヤーに対しては、危険な方法でプレーする、相手の前進を妨げる、ゴールキーパーがボールを離すのを妨げる行為に対して間接フリーキックが与えられる。

オフサイドも間接フリーキックとなる。

主審のシグナル[編集]

直接フリーキック時には、審判は手を横に掲げる。間接フリーキック時には審判は手を上方に掲げる。

ボールがゴールに入った時の扱い[編集]

直接フリーキック[編集]

直接フリーキックが行われ、相手のゴールに直接入った場合、得点として認められる。

直接フリーキックが行われ、自分のゴールに直接入った場合、相手チームのコーナーキックとなる。

間接フリーキック[編集]

  • 間接フリーキックが行われ、キッカー以外のプレイヤーに触れずに相手ゴールに直接入った場合はゴールキックとなる。
  • 間接フリーキックが行われ、キッカー以外のプレイヤーに触れずに自分のゴールに直接入った場合、相手側のコーナーキックで試合が再開される。

フリーキックを行う位置[編集]

  • フリーキックは、直接、間接を問わず、ファウル、不正行為が行われた位置から行われる。
  • 相手プレーヤーはボールがインプレーになるまで、ボールから9.15m(10yds)以上離れなければならない。この距離は主審(場合によっては副審)が設定し、この距離までプレーヤーを下がらせるように整理を行うが、主審の指摘に反して距離が不足している場合は「距離不足」という名目でイエローカードの対象となる。なお、ペナルティエリア内での間接フリーキックのときは、守備側はゴールライン上にいる場合に限って9.15m(10yds)以上離れていなくても良い。
  • ボールが蹴られた瞬間インプレーとなる。

フリーキック時の反則[編集]

フリーキックの時、相手プレーヤーがボールから9.15m(10yds)以上離れていないとき、またはインプレーになっていないのにこの距離を意図的に縮めたときは、再びキックを行わなければならない。

関連項目[編集]