フエヤッコダイ

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フエヤッコダイ
Forcipiger flavissimus.jpg
フエヤッコダイ Forcipiger flavissimus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : スズキ亜目 Percoidei
: チョウチョウウオ科
Chaetodontidae
: フエヤッコダイ属 Forcipiger
: フエヤッコダイ F. flavissimus
学名
Forcipiger flavissimus
Jordan & McGregor, 1898
和名
フエヤッコダイ
英名
Forceps fish
Yellow longnose butterflyfish

フエヤッコダイ(笛奴鯛、学名:Forcipiger flavissimus)は、スズキ目チョウチョウウオ科フエヤッコダイ属に分類される魚類の一種。

形態[編集]

  • 全長18cm。
  • 体色は黄色で、頭部の下と口が白く額は黒い三角形の斑紋がある。鼻のところは白い。
  • 体形は縦に扁平で、体高がある。
  • は細長く筒状。
  • 胸鰭は長い。尻鰭後部に黒い斑紋が入る。尾鰭は透明。
よく似た種
オオフエヤッコダイ
よく似た種に「オオフエヤッコダイ」がいる。見分け方は難しいがこの種には胸部に多数の極小さな黒点があることで本種と見分けがつく。そのほか、鼻の所まで黒い場合は本種ではなくオオフエヤッコダイの場合が高い。しかし、個体により、この種と本種の中間的な色もあるので注意が必要。また、「オオフエヤッコダイ」には全身が黒一色のものがいる。生息地は海外が中心のため日本国内の場合は本種である可能性が高い。

生態[編集]

珊瑚礁や岩礁に生息する。単独もしくはペアで生活することが多いが、数匹からなる小規模な群れを形成し生活することもある。食性は動物食で、甲殻類ゴカイ等を食べる。細長い口はサンゴの隙間にいる獲物を捕食するのに適している。

分布[編集]

太平洋全域、インド洋全域。チョウチョウウオ科の中では最も分布範囲が広い[1]。日本では沖縄県石垣島川平湾が特に観察スポットとして有名。グラスボートからも観察できる。

人とのかかわり[編集]

一般的には食用とはされず、観賞魚として飼育されることがある。体色や形態から人気は高い。

脚注・出典[編集]

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参考文献[編集]

  • 中村庸夫『チョウチョウウオガイドブック』TBSブリタニカ、2003年、pp. 122-123。ISBN 4-484-03404-2

関連項目[編集]

外部リンク[編集]