ファットバーガー (グループ)

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ファットバーガー
Fattburger
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンディエゴ
ジャンル ジャズフュージョンファンクジャズ・ファンク
活動期間 1986年 -
レーベル シャナキーブルーノートキャピトル、Intima、Sin-Drome、Golden Boy Jazz
公式サイト www.fattburger.com
メンバー ケヴィン・コーク
マーク・ハンター
トミー・エアロス
アラン・フィリップス
旧メンバー カール・エヴァンス・ジュニア
スティーヴ・ローリー
ホリス・ジェントリー

ファットバーガーFattburger)は、ジャズ・グループであり、ジャズ・ファンク、コンテンポラリー・ジャズ、またはフュージョンといったサブジャンルに最もよく分類される。バンドは1980年代初頭にサンディエゴでサックス奏者のホリス・ジェントリー、キーボード奏者のカール・エヴァンス・ジュニア、ベーシストのマーク・ハンター、ドラマーのケヴィン・コーク、ギタリストのスティーヴ・ローリーによって結成された。トミー・エアロスがすぐにパーカッショニストとして参加した。

彼らのファースト・アルバムの後、ホリス・ジェントリーはソロ・キャリアを追求するためにバンドを脱退したが、1990年代にパートタイム・メンバーとして復帰した。アルバム『Come & Get It』のリリース後、スティーヴ・ローリーがソロ・キャリアに着手するために脱退。その結果、彼らの次のアルバム『オン・ア・ロール』は、キコ・シブリアンがスタジオ・ギタリストとして参加したものの、4ピース・バンドとしてのファットバーガーの最初のレコーディングとなった。アルバム『Work to Do!』(2004年)の後、ホリス・ジェントリーが2006年9月5日に亡くなり[1]、カール・エヴァンス・ジュニアが2008年4月10日に亡くなった[2]

ファットバーガーは、2009年6月26日にアンソロジー・ジャズ・クラブで再結成し、新しいキーボード奏者としてアラン・フィリップスを迎えた[3]

ファットバーガーの最も商業的に成功したアルバムは『Sizzlin'』『T.G.I.F.attburger!』である。

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • One of a Kind (1986年、Golden Boy Jazz)
  • 『グッド・ニュース』 - Good News (1987年、Intima)
  • 『パラダイスへの招待』 - Living in Paradise (1988年、Intima)
  • Time Will Tell (1989年、Intima)
  • Come and Get It (1990年、Capitol)
  • 『オン・ア・ロール』 - On a Roll (1993年、Sin-Drome)
  • Livin' Large (1995年、Shanachie)
  • All Natural Ingredients (1996年、Shanachie)
  • Sugar (1998年、Shanachie)
  • 『ファットバーガー・ドット・コム』 - Fattburger.com (2000年、Shanachie)
  • T.G.I.F.attburger! (2001年、Shanachie)
  • Sizzlin' (2003年、Shanachie)
  • Work to Do! (2004年、Shanachie)

脚注[編集]

  1. ^ Bart Mendoza (2006年). “Hollis Gentry”. 2021年6月16日閲覧。
  2. ^ Blanca Gonzalez (2008年). “Carl Evans Jr., 53; musician was part of noted jazz band”. 2012年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月3日閲覧。
  3. ^ Smooth Jazz Network (2009年). “Fattburger Regroups”. 2011年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年1月22日閲覧。

外部リンク[編集]