ファゴット協奏曲 (モーツァルト)

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アーサー・グロスマン英語版 (ファゴット)、Ling Tung(指揮)、第七軍交響楽団による演奏 (1957年)

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ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191 (186e) は、古今のファゴット協奏曲の中で最も知られた作品。モーツァルトが18歳の時の作品である。モーツァルトは他に3曲の協奏曲ファゴットのために作曲したと考えられているが、現存するのはこの1曲のみである。一時期、失われた協奏曲の1曲として出版された変ロ長調の作品があるが、これはモーツァルトでなくドヴィエンヌの作品と推測されている。

この協奏曲が作曲された事情や初演についてはわかっていないが、1774年6月4日にザルツブルクで完成しており、ザルツブルクの宮廷楽団員のために書かれたと考えられている。

編成[編集]

独奏ファゴット、オーボエ2、ホルン2、ヴァイオリン2部、ヴィオラ、低弦(チェロコントラバス

構成[編集]

3楽章からなる。演奏時間は約17分。アリージ・ヴォルタン他による演奏例

  • 第1楽章 アレグロ 変ロ長調 4分の4拍子 協奏風ソナタ形式
  • 第2楽章 アンダンテ・マ・アダージョ ヘ長調 4分の4拍子 展開部を欠いたソナタ形式
  • 第3楽章 ロンド テンポ・ディ・メヌエット 変ロ長調 4分の3拍子 ロンド形式

参考文献[編集]

  • 作曲家別名曲解説ライブラリー13 モーツァルトI(音楽之友社

外部リンク[編集]