ピエロ・デル・ポッライオーロ
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ピエロ・デル・ポッライオーロ | |
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![]() ピエロ・デル・ポッライオーロ『ある女性の肖像』ポルディ・ペッツォーリ美術館 | |
生誕 | 1441年頃 フィレンツェ |
死没 | 1496年 ローマ |
ピエロ・デル・ポッライオーロ(Piero del Pollaiolo, 1441年頃 - 1496年)またはピエロ・ベンチ(Piero Benci)は、ルネサンス期イタリアの画家。
生涯[編集]
フィレンツェの出身。
兄は美術家のアントニオ・デル・ポッライオーロで、よく二人で一緒に仕事をした。二人の作品はともに古典主義の影響が見受けられ、また人体解剖学への関心の高さも示している。伝えられるところでは、兄弟は知識の向上のため、実際に解剖を行ったといわれている。
1496年にローマで死去。ジョルジョ・ヴァザーリの著書『画家・彫刻家・建築家列伝』には、ピエロ・デル・ポッライオーロのことも記されている。
作品[編集]
作品には次のようなものがある。
- 3人の聖者(1467年 - 1468年) - 祭壇画。Web Gallery of Art
- ある女性の肖像(1470年頃) - ミラノ、ポルディ・ペッツォーリ美術館所蔵。Museo Poldi Pezzoli
- アポロンとダフネ (1470-1480年頃) - ナショナル・ギャラリー (ロンドン)
- ガレアッツォ・マリーア・スフォルツァの肖像(1471年頃) - テンペラ、木。Web Gallery of Art
- 聖セバスティアヌスの受難(1475年完成) - 油彩、木。ナショナル・ギャラリー (ロンドン)所蔵。National Gallery
- 聖母戴冠(1483年) - サン・ジミニャーノ、サンタゴスティーノ教会聖歌隊席の祭壇画。Web Gallery of Art
- 賢明さ - フィレンツェ、ウフィッツィ美術館所蔵。J. -E Berger Foundation