ピイ (ヌピア)

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勝利の碑文より。4つのナイルデルタの支配者から貢物を受けるピアンキ(姿は削り消されている)。

ピイ(Piye, Piankhi, Piankhy, Paankhi, Paanchi, 在位:紀元前747年 - 722年)は、古代エジプト第25王朝ファラオ(王)。

概要[編集]

王名の読み方に定説がなく、ピアンキと呼ぶべきかもしれない。マネトの『古代エジプト史』には含まれていない。即位名はメンケペルウラー(太陽神ラーの永続する顕現)。ヌビアからエジプトに侵攻し、サイステフナクトの連合軍を破って、メンフィスを攻略、4人の王とデルタの諸侯を服従させて、ナバタに帰還した。アメン信仰復興に努め、ゲベル・バルカルのアメン神殿を大幅に拡張した。また、ナバタ近郊のエル゠クッルクシュ王として初めてピラミッド形式の王墓を建造した。