バレッツ

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バレッツ
L'immortel
監督 リシャール・ベリ
脚本 リシャール・ベリ
アレクサンドル・ド・ラ・パトリエール
エリック・アスス
マチュー・デラポルト
製作 リュック・ベッソン
ピエランジュ・ル・ポギャム
製作総指揮 ディディエ・オアロ
音楽 クラウス・バデルト
撮影 トマス・ハードマイアー
編集 カミーユ・ドゥラマーレ
配給 日本の旗クロックワークス
公開 アメリカ合衆国の旗 2010年3月24日
日本の旗 2011年2月19日
上映時間 117分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
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バレッツ』(原題: L'immortel)は、フランス映画作品。原題はフランス語で不滅を表す言葉であるが、英題の22 Bulletsは、マフィア・Jacky Imbertが22個の弾丸を体に受けながらも生還したことからきている。

脚本はフランツ・オリビエ・ジスベールの小説L'immorteを原作としているが、実在の人物であるJacky Imbertをモデルとしていることもあり、実際に起きた事件がもとになっている個所がある。

制作[編集]

『バレッツ』のプレミアに来場するジャン・レノ

撮影は2009年2月23日から6週間マルセイユで行われ、4月上旬からはアビニョンに場所を移して撮影が続けられ、それからまた8週間パリで撮影が行われた。

ストーリー[編集]

元マフィアの一員だったシャルリは引退し、しのぎはザッキアやオレリオに譲り、再婚相手のコラレフ及びその家族と共に平凡な日常を過ごしていた。

以前の妻は、シャルリの弁護士である

ところがある日、スーパーの駐車場で8人の覆面をかぶった団体に銃で22発を被弾し危篤状態となる。

すぐに病院に運ばれ奇跡的に命拾いしたシャルリだったが、命の危機を脱したシャルリだったが生存がニュースで伝えられると再びザッキア一味に狙われる羽目に。肺の中に銃を隠し持っていたり、眠ることを拒否するプロ意識を持つシャルリ。病室にはゴールドマンたちが仕掛けた隠しカメラやマイクがあり、犯人のきっかけになる情報を得ようとするが全く手掛かりがない。後遺症によって右手が使えなくなったシャルリ。唯一の手掛かりである無言電話の相手から、刑務所にいるピスタチオに目を向ける。しかしこれも的外れ。一方、シャルリは仲間の聞き込みから犯人が誰なのか情報を得ることに成功。すぐに病院から抜け出し警察を巻くことに成功。フレデリックから襲撃犯人の情報を聞き出したシャルリ。

ヤクに手を出さないと誓っていたザッキアだったがヤクをしのぎにしたことで、シャルリのことを恐れるようになったのがシャルリ襲撃の原因であった。兄弟の契りを交わした二人であったが、もはやそれは遠い昔の話になってしまっていた。

ザッキアは、フレデリックを捕まえはかせたのがシャルリの仲間であるカリムというのを知り、カリムを抹殺してしまう。カリムの体の一部をシャルリの自宅へ送るザッキア一味。自分への報復は見逃していたシャルリであったが、葬式の際に見たカリムの家族の涙やカリムへの愛情により復讐を誓う。家族をマルセイユから別荘へ半年避難させ復讐を遂行すると誓うシャルリ。

まずはザッキアの邸宅へ手榴弾と拳銃を持っておもむき、バスティアンの誕生会の最中であったマフィアの一人であるバスティアンを射殺する。その後、全員への復讐を近い邸宅を後にするシャルリ。次に息子の墓に見舞いに来ていたアンジュを射殺。

腐れ縁である警部のマリーゴールドマンと儚さや常に何かに追われているという点から境遇が似ており、彼女は警官であった夫を殉職で無くしていた。また、その夫を殺した犯人もまだ捕まっておらず一人息子を一人で育てるという過酷な環境下に置かれ酒浸りの毎日。一方、署長はマフィア同士が潰し合えば手間が省けるという考え方から、捜査に貪欲なゴールドマンとは考え方が合わない。ザッキアを尋問に行ったゴールドマンは賄賂を受け取れば生活には事欠かないといい根回しをするザッキアだったが、性根が真面目なゴールドマンはこれを拒否。

ゴールドマンはシャルリと組んだ方が警察の名誉が上がるという観点から次第にシャルリの肩を持つようになる。

オレリオが尾行され遂にシャルリの居所がバレてしまう。バイクで辛くも逃げ切ったシャルリ。次々にマフィアを射殺していくシャルリ。その後、息子が誘拐されてしまうシャルリ。シャルリから、息子救出のために捕まったことにしてくれと頼まれたゴールドマンは要求通り、そのニュースを流す。安心したザッキアは一味は人質の息子も殺せと命令を出す。森へ連れて殺されそうになっていた息子を間一髪のところで救出に成功。

その後、次々にマフィアは殺され最後残るはザッキアのみとなる。ザッキア邸宅に赴いたシャルリだったが、気持ちの迷いが生じ、逆に銃を向けられてしまう羽目に。

しかし、そのタイミングで警察が来て二人とも拘束される。

シャルリは軽い刑ですみ、ザッキアは麻薬売買などで思い刑を処されることに。

シャルリは無事出所し、オレリオと帰宅しようとするが、途中、自分が襲撃された駐車場に立ち寄ってくれと頼むシャルリ。

そう、襲撃の八人目の犯人はオレリオだったのだ。しかし、急所を外して撃っていたことをゴールドマンから告げられていたシャルリは、すべての銃弾をオレリオから外し、おあいこだとして見逃す。

帰宅して、家族と団欒するところで物語はジエンド。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
シャルリ・マッティ ジャン・レノ 菅生隆之
トニー・ザッキア カド・メラッド 福田信昭
マルティン(コンシリエーレ) ジャン=ピエール・ダルッサン 伊藤和晃
マリー・ゴールドマン マリナ・フォイスフランス語版 武田華
オレリオ(弁護士) リシャール・ベリ
署長 デヴィッド・コービ 玉野井直樹
カリム ムーサ・マースクリアラビア語版フランス語版 遠藤大智
パスカル リュック・パランフランス語版 中村浩太郎
エヴァ(シャルリの前の嫁の子供) ジョセフィーヌ・ベリフランス語版
バスティアン ジョーイ・スタールフランス語版
クリステルコラレフ(元娼婦でシャルリの妻) フィリップ・マニャンフランス語版
フランク(メガネのマフィア) カルロ・ブラントフランス語版
ノルディーヌ(シャルリの仲間) ファニ・コラローヴァブルガリア語版

アンジュ(マフィア)・・・ロン毛の太ったマフィア

モルブルス(マフィア)

フレデリック(マフィア)

パスカル(マフィア)

クロチルド(シャルリの前の嫁)

マレク(ザッキアが可愛がっているマフィア)

外部リンク[編集]