バラの刺青

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
バラの刺青
The Rose Tattoo
作者 テネシー・ウィリアムズ
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
ジャンル 戯曲
発表年 1950年
刊本情報
出版元 New Directions Publishing
出版年月日 1950年
初演情報
場所 ブロードウェイ
初演公開日 1951年2月3日
受賞
トニー賞
日本語訳
訳者 菅原卓
鳴海四郎
ポータル 文学 ポータル 舞台芸術
テンプレートを表示

バラの刺青』(バラのいれずみ、The Rose Tattoo)は、テネシー・ウィリアムズ戯曲。1951年にブロードウェイで初演された。

あらすじ[編集]

映画化[編集]

バラの刺青
The Rose Tattoo
監督 ダニエル・マン
製作 ハル・B・ウォリス
出演者
音楽 アレックス・ノース
撮影 ジェームズ・ウォン・ハウ
編集 Warren Low
配給 パラマウント映画
公開 1955年12月12日 (1955-12-12)
上映時間 117分
製作国 アメリカ
言語 英語
イタリア語
興行収入 $4.2 million (US)[1]
テンプレートを表示

バラの刺青』(バラのいれずみ、The Rose Tattoo)は、1955年アメリカ合衆国で公開された映画。同名のテネシー・ウィリアムズの戯曲を映画化したもので、脚本は、ウィリアムズ自身とHal Kanterによって改作された。

ダニエル・マン監督で、アンナ・マニャーニバート・ランカスターマリサ・パヴァンジョー・ヴァン・フリートらが出演した。

ウィリアムズはもともと1951年にイタリア人のアンナ・マニャーニがブロードウェイ・シアターで上演するための戯曲を書いたが、当時、彼女は英語が苦手だったため申し出を拒否した。この映画化の時までに、彼女は準備ができていた。

アンナ・マニャーニは彼女のパフォーマンスでアカデミー主演女優賞を受賞し、映画は美術賞 – モノクロ作品撮影賞 – モノクロ作品を受賞した。 また、作品賞、マリサ・パヴァンの助演女優賞を含む他の5つの賞にノミネートされた。

キャスト[編集]

賞とノミネート[編集]

カテゴリ ノミネート 結果
第28回アカデミー賞 作品賞 ハル・B・ウォリス ノミネート
主演女優賞 アンナ・マニャーニ 受賞
助演女優賞 マリサ・パヴァン ノミネート
美術賞 – モノクロ作品 Hal Pereira, Tambi Larsen, Samuel M. Comer, Arthur Krams 受賞
撮影賞 – モノクロ作品 ジェームズ・ウォン・ハウ 受賞
衣裳デザイン賞 – モノクロ作品 イーディス・ヘッド ノミネート
編集賞 Warren Low ノミネート
劇・喜劇映画音楽賞 アレックス・ノース ノミネート
第10回英国アカデミー賞 最優秀外国女優賞 アンナ・マニャーニ 受賞
マリサ・パヴァン ノミネート
第8回全米監督協会賞 長編映画監督賞 ダニエル・マン ノミネート
Golden Goblet Awards Special Mention アンナ・マニャーニ 受賞
第13回ゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞 (ドラマ部門) 受賞
映画部門 助演女優賞 マリサ・パヴァン 受賞
1955年ナショナル・ボード・オブ・レビュー Top Ten Films 『バラの刺青』 受賞
女優賞 アンナ・マニャーニ 受賞
第21回ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞 受賞

脚注[編集]

  1. ^ 'The Top Box-Office Hits of 1956', Variety Weekly, January 2, 1957

外部リンク[編集]