バイロン男爵

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バイロン男爵英語: Baron Byron)は、イングランド貴族男爵位。

ジョン・バイロン英語版1643年に叙されたのに始まる。

歴史[編集]

ピューリタン革命期に王党派として行動した庶民院議員ジョン・バイロン英語版(1599–1652)は、1643年10月24日イングランド貴族ランカスター州におけるロッチデールのバイロン男爵(Baron Byron, of Rochdale in the County Palatine of Lancaster)に叙せられた。この爵位は彼の弟たちへの特別継承権を認めていた[1][2][3]

この規定により初代男爵の死後、弟のリチャード・バイロン英語版(1606–1679)が2代男爵位を継承した。以降彼の男系男子によってバイロン男爵位は継承されていく[3][2]

5代男爵ウィリアム・バイロン(1722–1798)の弟ジョン・バイロン(1723–1786)は海軍軍人であり、探検航海家として知られた[4]。その孫である6代男爵ジョージ・ゴードン・バイロン(1788–1824)は、『ドン・ジュアン』や『チャイルド・ハロルドの巡礼』を創った詩人として著名である[4]

2016年現在の当主は第13代バイロン男爵ロバート・バイロン英語版(1950ー)である[2][5]

16世紀から1818年までノッティンガムシャーニューステッド・アビーを邸宅としていた。現在はハンプシャーバートリー英語版在住。家訓は「バイロンを信じろ(Crede Byron)」[2]

バイロン家にこの爵位以外の保有爵位はない[2]

バイロン男爵 (1643年)[編集]


家系図[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ Lundy, Darryl. “John Byron, 1st Baron Byron of Rochdale” (英語). thepeerage.com. 2016年2月15日閲覧。
  2. ^ a b c d e Heraldic Media Limited. “Byron, Baron (E, 1643)” (英語). Cracroft's Peerage The Complete Guide to the British Peerage & Baronetage. 2016年2月15日閲覧。
  3. ^ a b Browne, Richard Charles (1886). "Byron, John (d.1652)" . In Stephen, Leslie. Dictionary of National Biography (in English). 8. London: Smith, Elder & Co. pp. 157–161.
  4. ^ a b 松村赳 & 富田虎男 2000, p. 111.
  5. ^ Lundy, Darryl. “Robert James Byron, 13th Baron Byron of Rochdale” (英語). thepeerage.com. 2016年2月15日閲覧。

参考文献[編集]