ハーグ条約 (1641年)

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ハーグ条約(ハーグじょうやく、英語: Treaty of The Hague)は1641年6月12日ネーデルラント連邦共和国(オランダ)とポルトガル王国の間で締結された、10年間の停戦条約。条約は同時に攻守同盟の条約でもあり、連合艦隊を編成してスペインを攻撃する条項も盛り込まれた。停戦は両国の全ての領土に及ぶものだったが、実効性を持ったのはヨーロッパ大陸でのみだった。

背景[編集]

1580年、スペインとポルトガルが同君連合になり、イベリア連合英語版が成立した。オランダは1581年にハプスブルク家のスペイン王フェリペ2世の統治権を否定し、フェリペ2世はポルトガルの港からオランダ人を締め出し、さらにイベリア連合とオランダの間の貿易を禁止した。オランダはブラジルの北東部地域アンゴラを占領することでポルトガルの植民地との貿易を再開しようとし、これがオランダ海上帝国とイベリア連合との間の紛争の始まりとなった。

1640年12月1日、リスボンでポルトガル貴族とブルジョワジーが反乱を起こし、イベリア連合を終わらせ[1]ジョアン4世をポルトガル王に即位させた。同年、ポルトガル王政復古戦争が勃発した。ジョアン4世はフランス王国イングランド王国、オランダに使者を派遣し、スペインとの戦いのために同盟を締結しようとした[2]

署名と批准[編集]

条約は1641年6月12日にハーグでオランダのスターテン・ヘネラールの代表とジョアン4世の代表の間で署名された。ジョアン4世は1641年11月18日に、スターテン・ヘネラールは1642年2月20日に条約を批准した。

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • Cabral de Mello, E., De Braziliaanse affaire - Portugal, de Republiek der Verenigde Nederlanden en Noord-Oost Brazilië, 1641-1669 [translated from Portuguese by Catherine Barel], Zutphen: Walburg Pers, 2005. ISBN 978-90-5730-345-6
  • Wiesebron, M.L., Brazilië in de Nederlandse archieven (1624 - 1654). Documenten in het Koninklijk Huisarchief en in het Archief van de Staten-Generaal. Leiden: Leiden University, 2008. ISBN 978-90-5789-157-1

外部リンク[編集]